半沢直樹

半沢直樹

2020年9月29日 (火)

半沢直樹 ついに最終回!

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ついに終わってしまいましたね。

毎週日曜日の楽しみがこれでおしまいですね。

 

途中いろいろ突っ込みたかったのですが、

完全に「バラエティー」でしたからね。

 

もっと銀行を舞台にしたシリアス・ビジネスドラマが

見たかったのですが、ちょっと「絵空事が多すぎて」

最後はマンガでしたね・・・。

 

まあベテランの役者さんの「顔芸」を見ているだけで

面白かったですけど・・・。

 

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やっぱり大和田常務ですか。

 

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証券部長もさすがでした・・・。

 

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金融庁のこの方も・・・。

 

金融庁左遷させられて国税庁になっていましたが、

まあ国税庁に絶対こんな人はいないでしょう・・・。

 

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この幹事長も迫力ありましたね。

 

 

時の権力者を「土下座」させるのは見てていて、実にスカッと

しましたね。

 

柄本明さん扮する幹事長が、

「本当に・・だったら・・もっとスカッとしただろうに・・・」

「本当に半沢直樹が今出てきてほしい・・・」

国民が皆思ったでしょう・・・。

 

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やっぱり半沢直樹の演技力ですか・・・。

 

 

最後の場面は、いかにもすぐ 「半沢直樹3」が

あるような思わせぶりでしたね。

「半沢次長」でしたが、「半沢部長」→「半沢取締役」→「半沢常務」→「半沢頭取」

とこれはTBSの戦略かもしれませんね。

マンガ「課長島耕作」が「部長島耕作」・・・「社長島耕作」まで続きましたからね。

きっとアレを狙っていますね・・・。

 

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最後にやはり「花ちゃん」が最高でしたね。

 

「会社を辞めるかもしれない」といった直樹に

 

「生きていれば何とかなる」

 

と優しく言った花。

 

ちょうど竹内結子さんの驚きの訃報を聞いたばかりで

泣いてしまった方も多いでしょう。

 

今年は私の同級生がちょうど定年で辞める年です。

 

「辞表を一度も出さずに定年まで勤め上げるのは

サラリーマンにとっては大変なことなのですね」

 

8年しかサラリーマンを勤められなかった私が

エラそうにいうことでもないですか・・・。

 

とにかく楽しい番組でした・・・・。

2020年8月20日 (木)

半沢直樹 「スパイラル買収編」

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先月から始まっていたのですね。

いろいろ突っ込みどころ満載だったのですが、

コロナ騒ぎに加え、ワークマンに熱を入れすぎて

アップするのを忘れていました。

 

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まず第1話から第4話までの「スパイラル買収編」に

突込みを入れましょう。

 

主人公の半沢直樹は、東京中央銀行の子会社東京セントラル證券の

部長で出向する設定でしたね。

 

7年前の前作半沢直樹では、この点につきしつこくアップしたら

「銀行 出向」

のキーワードだけでトップになり、アクセス数がHP開設以来の

記録を達成しました。

 

ただ今回は、銀行からの出向について、それほどテーマには

なっていないのですね。

 

どちらかというと買収話を「面白おかしく」作り上げていた

感じでしたね。

まあ銀行や証券会社にいた方なら

「そんなことないだろう・・・」

いくらでも突っ込めたでしょうね。

銀行員があんなヤクザのような口を絶対聞かないでしょうし、

そもそも、M&Aというトップシークレットの案件を

ドラマのように全社で情報共有することなんて絶対ないでしょう。

 

私がこの業界にいた30年前にも

「ファイアーオール」

という言葉が盛んに言われていましたからね。

 

あんな「株価操縦」を疑われるような買収なんて

できる訳なかったし・・・。

特に

「インサイダー取引」

については厳格な取り扱いがされていたはずなのですね・・・。

 

そもそも親会社の銀行の取締役会で買収を議論している際に

敵対している部外者なんか出席させる訳ないでしょう・・・。

演出的に面白くさせるために、半沢直樹を役員会に

出させたのでしょうけど・・・。

 

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いろいろ突っ込みどころ満載ですね。

公式HP見ていたら、一応証券監修をしている証券会社が

ありましたけどね・・・。

問い合わせてみたらいかがでしょうか・・・。

 

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最後に見事大悪人を懲らしめた半沢直樹は、また本社へご栄転しますね。

あとに残るセントラル證券の後輩たちを励ますシーンが

良かったのですね。

「銀行出向組」と「プロパー組」という深い溝があるのですね。

そこはなかなか経験者でないと分からないところなのです。

妙にそこに感動したのは私だけでしょうか。

 

そういえばワークマンもベイシアグループに所属する子会社

なのですね。

ワークマンはどうか知りませんが、系列の子会社の

プロパー社員に夢を持って働かせることは実は重要なのですね。

 

出向社員は本体に戻ることだけ考えてプロパー社員の

将来なんて考えない人も多いのです。

 

プロパー社員は皆それも感じ取っているのです。

「上司が突然親会社から来る」ことは日常茶飯事ですし、

結局は

 

「どんなに頑張っても最後は親会社から社長が来る。」

 

子会社のプロパー社員は、どうしてもそこを感じ取ってしまうのです。

 

半沢直樹みたいな上司に仕えて、ぜひ夢を持って頑張ってください・・・。

 

2020年7月20日 (月)

半沢直樹 スタート!

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7年ぶりにやっと復活しましたね。

本当に楽しみに待っていました。

 

久しぶりに7年前の昔のブログを読み返してしまいました。

こちら

自称池井戸ファンの私としても、続編は当然読んでおりました。

 

「いつ続きをやるか首を長くして待っていたのですが、

ようやく叶いましたね。コロナでさらに待たされて・・・・」

 

宿敵大和田常務を「土下座で」コテンパンに叩いていながら、

半沢はなんと子会社へ出向ですからね。

 

「何故左遷だ?」

 

と誰もが思ったでしょう。

これもブログで何度も書きましたが、

私もこれでも

「28歳で証券会社の子会社の銀行に出向した経験」

がありますからね。

 

「証券会社から銀行子会社に出向する意味」

 

「銀行から証券子会社に出向する意味」

 

を誰よりも分かっているつもりなのですね。

 

「左遷」とか「片道切符」

「出向組」とか「プロパー組」

のことを日本全国のどの税理士よりも理解していますよ!?

 

ただあれから7年もたって、私の同級生が

定年退職で証券会社本体から毎月のようにいなくなって

いますからね。

 

「定年退職」は「左遷」や「片道切符」の最終ゴールなのですね・・・。

 

 

ちょっと寂しい話題になってしまいましたので、

7年前のネタ。

 

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7年前によくこれを着て走っていました。

ちょうどあの頃は、「屋久島で縄文杉ラン」をやったり「ホノルルマラソン」を

走ったり、楽しいランニングばかりでしたね。

その翌年くらいまは走るたびに自己ベストの更新の連続で・・・。

 

半沢直樹の胸のすくような「倍返し」で

このコロナ禍のもやもやをぜひ吹っ飛ばしいてもらいたいですね・・・。

 

「コロナで 

やられたらやり返す!

倍返しだ!!」

2014年6月24日 (火)

ルーズベルト・ゲーム その4

Gensaku


ついに最終回となってしまいました。

もともと原作はたった1冊ですからね。
いくらひっぱても9話くらいが限界なのでしょう。

「ルーズベルトゲーム」というのは「8対7」のスコアで
終了することを知っていれば、
多分「8対7」で逆転勝ちするのだろう。
そう皆思いますよね。

原作読んでいいるので、「ネタバレ」なので
それはアップしませんでしたが
多くの視聴者がそれを予想して見ていたのでしょうね。
でも野球のシーンは、野球ファンにはたまりませんね。
やはり沖原君がカッコよくて良かったですね。


イツワ電器とのイメージセンサーのコンペも
多分逆転勝ちするのではないかと、これも予想していませんでしたか?

まあ、「水戸黄門」を見ているように
何故か安心して見ていられましたね。


ただ、やはり「半沢越え」はなかったと思うのですね。
最終回の香川照之さんが、短い登場にも関わらず
やはり光っていましたね。
この顔芸というのでしょうか。
こういう方がやはり悪役をやっていただかないとね。
イツワ電機の坂東社長を演じた立川談春さんの
憎たらしい役はちょっと無理がありましたね・・・。


これで日曜の楽しみがなくなりましたが、
池井戸さんの本でも、また読みたくなりましたね。

最後に

「逆転だよ!逆転!」

は今年の流行語大賞は多分無理でしょう・・・。

(がんばれ 青島製作所シリーズ おしまい)

2014年6月10日 (火)

ルーズベルト・ゲーム その3

いよいよクライマックスが近づいてきましたね。
原作を読んだ方は、「オチ」を知っている漫才を
見ているようでしょうけど、それでもやはり面白くなってきました。


Okihara

沖原君がカッコよくていいですね。
「情けない社長」の主役を食ってしまっているのでは
ないかと思うくらいですね。
原作にもない、恋の行方も気になるところです・・・。

今日はどうしても突っ込みたいところを。
もともとこの原作は、「企業スポーツ」というのがテーマでした。
元銀行員の著者池井戸さんとしては、銀行とのかかわりを
描きたかったのでしょう。
今回も出てきましたね。意地の悪そうな銀行員が

「融資の条件は野球部を廃部とすること・・・」

なかなかシビアな提案ですが、銀行がここまで踏み込むことは
実際にはなかなかないのではないでしょうか。
都市対抗野球は詳しくないのですが、
長年のバスケットボールファンとしては、昨年廃部になった
パナソニックを思い出しますね。
旧松下電器時代から名門チームでした。

銀行の担当者が、廃部を条件にパナソニックに迫ったとは
思わないのですが、業績悪化に伴う経費削減の一環なのでしょうね。

廃部になったとたんに、選手たちは即失業です・・・。
企業スポーツっていったい何なんだ?と思いますね。


このドラマの青島製作所のモデルはどこかご存知ですか?

なんと地元中野の
「株式会社鷺宮製作所」(本社:東京都中野区若宮2-55-5)
なんですね。

しかし、ここは業績が好調で、廃部どころか現在も強豪チームです。
プロ野球にも何人か出身者もいます。
ただ池井戸さんが取材したのも事実のようです。


しかし、鷺宮製作所に勤めている人は楽しいでしょうね。
あのドラマのように全社一丸になって毎回応援しているのであれば・・・。


銀行の言う理屈はもちろん分かるのですが、
「費用対効果」、「効率性」など銀行やコンサルタントの
「ものさし」では測ることはできないものなのでしょうね・・・。

2014年6月 3日 (火)

ルーズベルト・ゲーム その2

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どうも視聴率の低迷ばかりが話題のドラマになってしまいましたね。
残念ながら、「半沢越え」はなさそうですね。
大ヒットドラマの後続ですから、期待されてもね・・・。
原作はお読みになりましたでしょうか。
だいたい3時間もあれば読めてしまう本を
10時間余りのドラマに仕立てあげようとする
魂胆がそもそも悪いのですね。

池井戸さんのスリリングな展開はもとより、
私のような野球ファンとしては、野球のところだけ
読んでも面白いのですね。
原作読めばわかりますが、多分野球のところだけ読む人
多いのでしょうね・・・。

短い小説のどこを「デフォルメ」するかが
演出家のウデの見せどころなのでしょう。

まあ私のような池井戸ファンとしては、
「半沢直樹の同窓会」だと思って楽しめばいいのでしょうか。

ほとんどがキャスト丸かぶりですからね。
演出家もスタッフも同じらしいですね。
「二匹目のどじょう」がアリアリなのでしょう。

もう開き直って、
イツワ電器の社長に香川照之さんを持ってきたほうが
分かりやすかったでしょうかね。
立川談春さんでは、「きっと根はいい人なのだろうな・・・」
と皆思えるくらいの人ですから、悪役は少し無理でしょうね。

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あとイツワ電器の社長秘書の平井理央は
もともとフジの局アナだった子ですよね。
この人に「小悪魔」のような役どころは無理でしたね。
やはり壇蜜ではければ・・・??

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ただ「倍返し」のような今年の流行語大賞を
とるような決め台詞はもう出なさそうですね。

「逆転だよ逆転!」
「お前はゲームセットだ!」

ではインパクト少ないですからね。
「花子とアン」の「こぴっと」にさえも負けそうなくらい・・・!?


これからどんな展開になるかは原作読んだ人なら
分かっているのでしょうね。
でもこうなったら、原作の内容さえ「逆転」してほしいですね!?

2014年5月 7日 (水)

ルーズベルト・ゲーム

Game


皆様連休いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は結局どこも行かず、残務整理・・・・。
でも時間ができたおかげで録画しておいたこのドラマを
ようやく見ることができました。

池井戸潤原作、TBSドラマとなれば、あの「半沢直樹」ですよね。
その続編「ロスジェネの逆襲」と、期待していたのですが、こちら
なんと、「ルーズベルト・ゲーム」

これは「下町ロケット」で池井戸氏が直木賞後、
第一作目でしたね。
もちろん、発刊後即読みました。
しかも一気読み。
自称池井戸ファンとしては、この展開が好きなのです。
まさにドラマの脚本向きですから。


配役が面白いですね。
やはり、TBSの「半沢直樹の二匹目のどじょう狙い」が
ミエミエですね。

野球部の部長がどこかで見た顔だと思ったら、
半沢直樹に責任を追っ付けようとして
最後は飛ばされた支店長。

野球部の監督は、田宮電機に出向した同期の近藤を
「ネチネチいじめた」融資担当者。

「銀行マンはこんないやな奴ばかなのか・・・」
皆そう思ったはずのキャストを今度は正反対の善人に。
どうも違和感があるのですが、これはTBS側の配慮でしょうね。


さらには半沢直樹と最後まで戦った大和田常務(香川照之)が
また出てきましたね。
今回も主人公と敵対するジャパニクス社長。
これはやはりTBSとしても外せないと思ったのでしょう。
最後はまた「土下座」でもさせるのでしょうか・・・?


ただ半沢直樹のようなスリリングな展開を期待したのですが
少し趣が違いますね。
野球をメインにしたスポコン的な流れ。

ただ、嫌味な融資担当者を、一発でぐうの音も出せないように
やっつけるのは、もう少し引っ張ってほしかった。
個人的には「スカッとする銀行への仕返し」が大好きだったので・・・。


しかし「倍返しだ」みたいな決め台詞は、まだ出てきませんね。

「7点取られたら、8点取ればいい」
「逆転だよ逆転」
これではもう一つ・・・。


でもこれで日曜日の夜の楽しみが増えましたね・・・。

2013年9月24日 (火)

「半沢直樹」銀行と出向 (完)

ついに終わってしまいましたね。
日曜日の楽しみが、これでなくなってしまいましたね。
今週で「あまちゃん」も終わってしまうので、
急性「半沢ロスショック」と「あまロスショック」が日本全国で
蔓延するのでしょう・・・!?


しかし、大和田常務が「土下座するシーン」は圧巻でしたね。
さすが「歌舞伎役者」!
テレビドラマの歴史に残る名シーンでした。

ただサラリーマンとしては、

「横にいる頭取の制止を無視して、絶対にあそこまでできないだろ!」

そういう突っ込みが、これも日本全国であったでしょうね・・。
原作とはかなり違うし・・・。
しかもラストシーンをもう少し考えてほしかったですね。

半沢直樹が、大和田常務との勝負に勝っても、
「セントラル証券」に「出向」とは・・・。
確かに次長から部長への昇格人事だったのですが
でも「証券子会社への出向かよ・・・」
そう思うのでしょうね。
恐縮ですが、私も元証券マン。
銀行における「証券子会社」がどんな位置付かはよく分かるのですね。

「左遷人事かよ・・・。」

そう思った人も多いでしょうね。
「本店営業本部長」か「取締役営業部長」のご栄転で
「ハッピーエンド」にはしたくはなかったのでしょうね。

もうセントラル証券で大活躍する「ロスジェネの逆襲」の続編がありますと
TBSが言っているようなものですね。
わざと余韻を残したのでしょうか・・・。


「ドラマにするとこうなるのか・・・」

いろいろと妙に感動もしましたね。
半沢と妻花との愛情物語、半沢と近藤との友情物語。半沢と大和田との復讐物語。
すべてが「デフォルメ」され、原作とはかなり違っていました・・・。

まあ、ドラマですからね。「視聴率ありき」で脚本家とディレクターが
張り切りすぎたのでしょう・・・。


取締役会の半沢の長台詞でよいことを言っていましたね。
「メガバンクが派閥や自分たちの事しか考えなくなっては潰れたも同然・・・」

あれは、半沢の言葉を借りて池井戸さんが言いたかったことなのでしょうね。
個人的には、中小企業を支える税理士として、
メガバンクの銀行員ももう少し考えていただきたいところです・・・。


最後にこのドラマを見て思ったこと。
金融庁にでも進言して、銀行員が会計事務所にでも「出向」する制度を
お願いしたいですね。

もちろん、出向=左遷 ではなく、若手行員を研修する制度として。

そんな人事制度ができたら、現実的な中小企業の実態がよく分かり
メガバンクも、もう少しまともになるのではないでしょうか・・・。

銀行に「半沢直樹」をもっと増やして欲しい。
国民全体が実感したでしょうから‥。

2013年9月17日 (火)

「半澤直樹」銀行と出向 つづき

いよいよクライマックスですね。
視聴率もうなぎ上りのようで・・・。

実は、ここ数週間非常にビックリする事態が起こっているのですね。
実は、ブログのアクセス数が急に伸びて
サーバーがパンクするくらい・・・!!?

どうしてこんなことが起こっているかは
ブログの「コントロールパネル」でよく分かるのですね。
(結構これが楽しみでもあります)

面白い現象ですが、検索サイトのYahooとGoogleの
「銀行 出向」
でリンクする人が極端に多いのですね。
やはり日曜日の夜に多いです。
本当にやってみてください。
YahooでもGoogleでも「銀行 出向」とやるとすぐヒットしますから。


それぐらい「銀行員の出向」へのインパクトが
大きいのでしょうね。

「なんだ銀行ってそうなのか・・・」

そう皆思ってしまうのでしょうね。

「出向ってどういうこと・・・?かわそう・・・・。」


そう感じて検索してしまうのでしょうね。詳しくは こちら
来年の就職ランキングでは銀行はきっと圏外か・・・!?


Lossgene


それとこれだけ大ヒットすると、
池井戸潤さんのもう一つのバブルシリーズ「ロスジェネの逆襲」
からのリンクもビックリするくら増えました。 こちら


ネタバレにならないように紹介しておきますが、
半沢直樹が出向先で大暴れする物語です。
これも痛快なお話!

TBSとしてはこれだけ視聴率稼いだのですから
絶対次のドラマシリーズも「ロスジェネの逆襲」で
やりますよ・・・。

しかし、「憎らしい」上司から

「言うことを聞かないと、出向させるぞ」

本当にサラリーマンとしては聞くに堪えられない言葉ですね。

労働法など法律はどうなっているのでしょうか。
労働者の意向はどうなのでしょうか。
権利は守られているのでしょうか。

「出向は本人の合意はいらなくて、転籍は合意が必要?」

そんな感じなのでしょうか・・・?


本当にそんな法律なんて、「100倍返し」してください・・・。

2013年8月28日 (水)

「半沢直樹」銀行と出向

銀行員の方は、このドラマの「出向の場面」を
きっと見ていられないでしょうね。

つまり、このドラマ見た方なら誰でも

出向= 左遷

と感じるでしょうね。

「銀行員は何かヘマをすると、銀行本体から
いられなくなるのか・・・」

「銀行って大変なところなのね・・・。」

そう同情する人もいるでしょうね。


ここは私なりに解説してみましょうか。
私自身、サラリーマン時代に出向経験があり、
上司は銀行から出向してきた方でしたからね。
こんな経験のある税理士は私くらいでしょうから・・・。
詳しくは こちら

バブル入社の年代は景気が良かったので、大量採用でしたね。
これも私自身バブル入社組のリクルーターをやりましたから
よく分かります。

ところが、バブル崩壊で金融庁が誕生し、その金融庁主導で
銀行の合併が繰り返されましたね。
1+1=2ではなく、1.5か1.2くらいにしないと
合併効果がないのですね。
つまり、銀行自体がリストラを繰り返しましたね。
だから、バブル入社組が一番割を食ったのですね。

その当時の銀行員は、(今もそうかもしれませんが)
何かヘマをすると、すぐそれを理由に出向と称するリストラに
あうのですね。

だからこそ、半澤直樹みたいな「バンカー」は
存在しなくなったのですね。
自分の判断で思い切ったことやらずに、常に上司の顔色を伺うのですね。
その上司も常に支店長を見て仕事し、その支店長も
本部や金融庁を絶えず気にする・・・。
支店独自に思い切った与信判断をして融資し、
中小企業を主導的に指導するなんてことはせず、
常に保証協会の保証付き融資・・・。

ドラマにあるように、経営の怪しくなったホテル再建のために
銀行員が再建会議で発言なんかする訳がなくなったのですね。
「加点主義」ではなく「減点主義」の人事評価だからこそです。
みな失敗を恐れるようになってしまったのです・・・。

このあたり、以前「粉飾がなぜ行われるようになったか」で
熱くご説明したつもりです。詳しくは こちら

Hannzawa_kurosaki


やはり諸悪の根源は金融庁なのですね。
つまり、「オカマの黒崎」みたいな金融庁の担当官が
存在するようになったから、銀行は骨抜きになり、
「バンカー」がいなくなったのですね・・・。

(ちょっと言い過ぎか・・・でも池井戸潤さんも
そう言っていると思うのです・・・)


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