幸せって何だろう・・・(カムカムエヴリバディ)
終ってしまいましたね。
見終わって皆幸せな気分になったでしょう。
「幸せって何だろう」
そんなことまで考えてしまいませんでしたか?
数年前に
「朝ドラが毎日見られることは幸せか?」
そんな哲学的な?ことを考えたことがありましたね。
野村証券の同期の方が、定年後再雇用で「9時から勤務」に
なったので、毎朝NHKの朝ドラを見てから出勤するように
なったのですね。
通常の証券マンの朝は早いです。
私の現役の時は毎朝7時には出勤していましたから
家は6時前には出ていました。
当然朝ドラなんか見る訳ないのですね。
脱サラして独立開業後は実はずっと見ていますね。
この2年間のコロナ禍のため、在宅勤務のおかげで
朝ドラ見るサラリーマンもきっと増えたでしょう。
必ず何か感ずるところがあったと思うのです。
今回の「カムカムエブリィバディ」は
今後語り継げられる「最高傑作」ではなかったでしょうか。
「人生100年時代」
と最近よく言われますね。
あと数年でがんは不治の病ではなくなるでしょうし、
医療技術の発展とともに本当に皆100歳まで
生きられる世の中になるのでしょう。
長く生きられても幸せでなかったら
辛い人生でしょうね。
幸せに生きることが求められる世の中に
なるのでしょう。
このドラマで、子供を養うために、
二人の主人公が和菓子を作りますね。
それが「おはぎ」であったり、「回転焼き」だったり
違いはあるかもしれませんが「あんこ」を
つくるのですね。
これも語り継げられる名セリフでしょう。
小豆の声を聞け、時計に頼るな、
目を離すな、何をしてほしいか小豆が教えてくれる。
食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべぇ。
おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。
その気持ちが小豆に乗り移る。
うんとおいしゅうなってくれる。
甘ぇあんこができあがる。
回転焼きだけで、20年間旦那さんと二人の子供を
養うのですね。
「そんなので生活できるのか?」
旦那さんはまったく働いていなかったのです。
(少なくとも私にはそう見えました)
きっと生活は大変だったでしょう。
お金はなくても、食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべながら
毎日回転焼きを作っていたら、自分も幸せな気分
になるのでしょう。
「人の心を思いやる気持ち」
がそれを感じさせるのでしょう。
その人とはお客さんあったり、子供や孫であったり・・。
自分の愛する人が幸せそうな顔をしていれば
誰もが幸せになることができるのです。
大事なことは、お金があってもなくてもです・・・。
素晴らしいドラマありがとうございました。