経営に役立つ本

経営に役立つ本

2017年12月12日 (火)

残業しないチームと残業だらけのチームの習慣 その1

Photo


たまにはコテコテのビジネス書。
町工場のおんなみたいな、経営者が書いた本が一番好きなんですが、
いわゆるコンサルタントと言われる方々の本もそれなりに
役に立つことが多いようです。


著者は、石川和男氏。
なんと税理士なんですね。
1968年生まれですから私の8つも後輩です。


まあ、先輩ずらして仕方がないので、こういう後輩の方の
言うことを素直に聞くことにしています。
この方の経歴が面白いですね。


大学卒業後、建設会社に入社します。
配属された先は経理部。
でも簿記の知識はゼロなのです。
上司に叱られ怒鳴られて過ごします。

初めて管理職になったときも、
部下に仕事を任せられない、
優先順位が付けられない
スケジュール管理ができない
ないない尽くしのダメ上司。


どこにでもいそうな上司ですね・・・。(失礼!)


でもここからの彼の努力がすごいです。
このままでは人生がダメになると一念発起。
時間管理やリーダー論のビジネス書を読み漁ります。

もちろん、建設会社でも仕事をきちんとこなしながら、
空いた時間で各種試験に挑戦していくのですね。

税理士、宅地建物取引主任者、建設業経理事務士一級などを
次々に取得されていきます。
凄いですね。
働きながら税理士を取るのは今や結構大変なんですね。


といって、現在税理士として独立しているのではなく、
建築会社でプレイングマネージャーを続けながら、
「生産性向上」や「残業ゼロ」のコンサルタントとして
講師を続けているそうです。


「残業問題」というのは、中小企業に取って
いまや大問題になっております。


もちろん、払う払わないという労働法上の問題はありますが
そもそも残業をしない、生産性を上げる仕組みづくりを
考えていくことがやはり大事なのでしょう。

結構考えさせられる本です。
ご一緒に考えていきましょう・・・。


2017年12月 7日 (木)

「100円の男 ダイソー矢野博丈」その5

ダイソーは平成11年頃
「ダイソーが潰れる」
というウワサがあったそうですね。

「あれだけ安い値段で売ってもうけが出るのか?」

皆そう思うでしょうからね。
海外からの安い輸入品に頼っていたら、円安でいっぺんに
儲けが吹っ飛ぶくらいのことは容易に想像つきますからね。

あの頃、在庫がなんと300億円もあったそうです。
当時の売上がどれくらいあったか分かりませんが、
巨額の在庫を抱えていたのは間違いありません。
回り続ける歯車が止まったら、一瞬にして破綻です。

面白いことが出ていました。
あの頃の矢野社長は、銀行からの融資があるたびに
上限額をめいっぱい借りるようにしていたそうです。

これは中小企業の顧問税理士として、よく直面する問題ですね。

「銀行はよく言われるように、雨の時は傘貸さないですからね・・・」

修羅場を何度もくぐってきた矢野社長は、まさにたたき上げの経営者ですからね。
これは、経営哲学として肝に銘じていることなのでしょう。

私もこれについては何度もアップしていますね。

「赤字で会社は潰れない。潰れるのはキャッシュがないとき。」

まさにそうですから・・・。


平成12年(2000年)
「ベンチャー・オブ・ザイヤー」を受賞して流れに乗ります。
ベンチャーキャピタルがほっておかなかったのでしょう。
3月に9億円の増資、さらに6月に27億円の増資です。
一時は上場公開の寸前までいったそうです。

さらに、この頃から海外進出を果たします。
平成13年(2001年)の台湾出店を皮切りに、
韓国、シンガポールに。

円安の為替リスクを海外進出でクリアしたのですね。
現在ダイソーは海外26の国に約1800店舗を
構えるようになったのです。
国内でも錦糸町の駅前店はすごいです。
売り場面積1000坪で年間売上14億4000万!
こんな企業はなかなかないですね・・・。


ダイソーの矢野社長は現在63歳。
次男の靖二氏が会社に入り、事業承継を視野に入れているそうです。

また8年後に上場公開の予定に入っているそうです。
将来の相続を考えたら上場するしかないのでしょう。

たかが100円。されど100円・・・。
たった100円でこれだけのビジネスにした男は
未来永劫この社長しか現れないでしょう・・・。


(ガンバレ! 100円の男シリーズ おしまい)

2017年11月30日 (木)

「100円の男 ダイソー矢野博丈」その4

創業後、矢野社長は2トントラックに、商品を詰め込み
ベニヤ板に商品を並べて販売します。

いつも朝4時ごろに出かけ、商品に値札をつけていましたが、
その時は朝から雨。
雨が上がって会場に到着したのは10時。
チラシで宣伝していた影響もあり、お客さんが殺到して、大混乱。
開店準備する時間もなかったのです。

「これなんぼ?」

と次々に聞く客に対して急いで伝票を見ますが、
何百もあって探せません。
客を待たせる訳に行かないから
社長の一言。


「百円でええ」

これ以降矢野社長が取り扱う商品は
すべて100円になったそうです・・・・。

これはテレビでも紹介されたことがあるくらいの有名なお話。

「なぜ百均ができたか」

という日本経営史上に残る逸話ですね。

ビジネスチャンスなんていうのはこんなもんなのですね。

「100円で売りための原価計算をとことん突き詰めた・・・」

という訳ではないのですね。
矢野商店という「屋号」の個人商店で苦労しながら
百均ビジネスを始めます。
ただ「百均」という商売は矢野社長の専売特許ではなかったのですね。
すぐ真似する業者が多くでてきます。

当時はスーパーの一角で催事的な扱いが多かったようです。
ただ、東京や大阪からやってくる業者は、
原価が20円か30円しかないものを100円で売っていたそうです。

それに対して、矢野氏は原価率を上げ、さらに商品をいっぱいに並べることで
他社と差別化。

この頃東京に初進出。
イトーヨーカ堂北千住店での販売で、その原価率から大成功。
これが転機となりました。

昭和52年(1977年)12月。
「株式会社大創産業」として法人化。

面白いのは社名を占い師が決めたこと。

「3画と12画にしたらいい名前になる」

それで「大創」

何だか嘘みたいなホントの話。
成功というのはこんなもんなのでしょうか・・・。

2017年11月24日 (金)

「100円の男 ダイソー矢野博丈」その3

ボーリング場に働きながら、当時同級生がやっていたバッタ屋を
始めることになります。


「バッタ屋」とは倒産した企業や資金繰りが苦しくなった
企業の在庫品を格安で買取り、安値で売る商売。
このあたりから「百均」の原型がでてきますね。

結局ボーリング場も辞め、道路標識を設置する仕事や
日雇いの肉体労働しながら、このバッタ屋を続けます。
この頃まだ矢野社長は20台。若いですね。

さらに、そのバッタ屋を進化させた「サーキット販売」を
始めます。

この「サーキット販売」とは大阪あたりでトラックに
詰めるだけの荷物を詰め、地方を移動しながら販売する
というもの。
露店で仕入れたようなB級品を、地方の方に売りつけるような商売ですから
まあ物流の悪い、昔ながらの商売ということになるでしょうか。

「大阪屋ストアー」という親方の元で働きます。
面白かったのは、その親方は元会計事務所で働いた方。

毎晩そろばんをはじいて、何とか儲けようとします。

当時の移動販売は、「ショバ代」として売上金の1割を
支払う仕組み。
それをごまかして、安く払ったり、粗悪品を高値で
売りつけようとします。
移動販売ですからその場所にまた来るのは数年後のことですから
クレームが来る前に移動し続けるのでしょう。
そう考えると、申し訳ないですがひどい商売ですね・・・。

そのやり方に疑問を持った矢野社長は独立します。
ようやく、ここで「ダイソー」の原型ができましたね。
結局、その大阪屋ストアーは潰れてしまったそうです。

この経験があとで生きてきます。
自分のもうけを優先すると最後はそのしっぺ返しを食う
難しい商売なんだと・・・。

まだ29歳。昭和47年(1972年)3月に
ついに「矢野商店」を創業します。

でも、矢野氏は、やる気満々で創業したのではなく、
やはり弱気だったそうです。


「この商売は、いずれ潰れる」


いつもそう思っていたそうです。
何度も倒産の体験をして、この商売の難しさを感じていたからでしょう・・・。


(つくばマラソンまであと2日!!)

2017年11月17日 (金)

「100円の男 ダイソー矢野博丈」その2

では、まず主人公の矢野博丈(ひろたけ)氏からご説明。


本名は栗原五郎といいます。
実は、商売を始めるにあたって改名しているのですね。


五郎という名でお分かりの通り、男5人女3人の末っ子。
中国の北京で、昭和18年(1943年)4月19日に生まれています。
現在74歳になるのですね。


父親は栗原基(もとい)。広島出身で阪大医学部を出た医者さんでした。
戦後日本に引き揚げ、実家の広島に戻ります。

医者の子というと裕福な家庭を想像しますが、
なかなか貧乏な生活だったらしいです。
高校時代はボクシングに夢中になり、
東京オリンピックのバンタム級強化選手に選ばれたほど。

ただ勉強は当然していなく、浪人して中央大学理工学部の二部に
なんとか入学。
ただ学費と生活費は自分で稼いだそうです。
新宿の淀橋市場でアルバイト。
稼ぎまくって有名人になるほど・・・。
でも驚きなのは学生時代に結婚してしまうのですね。


奥さんの苗字は矢野。
それで矢野五郎としたのですね。

ここの下り面白かったのですが、
「栗原という苗字より矢野の方が商売をやるには言いやすい。」

このあたり、もう自分は将来商売で生きていくという
覚悟があったのです・・・。

さらにその後「五郎という名前はやはり貫禄不足だ。」
と判断して、姓名判断の先生に頼んで、
「矢野博丈」
に変えたんだそうです。


卒業後、広島の尾道にある奥さんの実家の魚問屋を継ぐこととします。
しかし、この魚問屋はもうすでに左前の状況。
銀行からの借金はできない状況で親戚中からカネを工面します。
それでもダメで、ついに奥さんと2歳になる子供を連れ夜逃げ。
昭和45年(1970年)の年の暮れのことです・・・。

なかなか波乱万丈の人生ですね・・・。
夜逃げの経験があってその後大成功した経営者は
なかなか少ないですね。
でもそこも面白いですね。

東京に逃げ戻り、セールスやるもまったくダメ。
仕方がないので「ちり紙交換」をやります。

でもこの時はブームでそこそこ儲かります。
何となく覚えていますが、あの頃ちり紙交換がよくいましたからね。

ただここで、広島の実家から呼び出しを受け、
親戚のボーリング場のアルバイトをやります。

これも覚えていますが、私が中学生の頃は確かにボーリングブーム。

「リツコさん~♪ リツコさん~♪ 中山~律子さん~♪」

の時代背景・・・・。

ただ、なかなか百均はでてきませんね・・・。


2017年11月16日 (木)

「100円の男 ダイソー矢野博丈」その1

Photo

やはり創業社長の物語は好きですね。
「経営のノンフィクション」として得るべきところが
多いからです。

ご存知「百均」の物語です。
いつのまにか「百均」というと「ダイソー」になってしまいましたね。
店舗数は国内に3150店舗。
海外には26の国と地域に1800店舗・・・。

以前はいろいろなところが扱っていたはずですが・・・。
ではそのダイソーの売上規模は、平成29年(2017年)3月現在で
なんと4200億円!何だそうです。
一個たった100円の商品を42億個も売っているのですね。

「42億!」

ブルゾンちえみもビックリですね・・・!?

しかし、もっと驚きなのですが、これだけの規模で、何とダイソーは
上場していないのですね?


興味が出て100円ショップ業界を調べましたが、
100円ショップで上場しているのは3社あるのですね。

セリア、キャンドウ、ワッツの3社です。
面白いのでEDINETで調べてみました。
私はこのEDINETは好きです。
上場企業のあらゆることが分かるからですね。
もちろん、売上は真っ先に分かります。

セリア(平成29年3月期1453億円)
キャンドウ(平成28年11月期680億円)
ワッツ(平成28年8月期461億円)

です。ということは上場3社合計しても2594億円です。

その売上を合計してもダイソーに勝てないのですね。
完全な「一人勝ち」ですね。

でも上場していないということは、財務内容を開示していない
ということですし、あまり矢野社長はテレビに露出していない
ようなので、ベールに閉ざされた企業なのですね。

この本は、この「ダイソーの秘密」を暴いた本です。
ただ肝心の
「なぜ100円で売り続けることができるか?」


という経営的な最重要テーマは、
やはり「門外不出のテクニック」なのでしょうね。

上場するとそのノウハウを公開してしまうことに
なるからあえてしないのでしょうか。

では、その国内最強の「同族企業ダイソー」を見ていきましょう。

2017年10月12日 (木)

富裕層のバレない脱税 その5

ではそろそろ富裕層限定の「バレない脱税」の本題に
入りましょうか・・・。

この本の後半はその手口の解説してあります。
何度も読み返しましたけど、正直分かりません。
税の専門家である税理士が分からないのですから
一般の方にはまず分からないでしょうね。

ただこういうスキームを開発する「脱税のプロ集団」が
暗躍しているそうです。

全部解説するのは不可能なので、一つだけ取り上げてみましょう。


Photo

私募債を使った「隠蔽スキーム」なんだそうです。
よく分かりませんね。

ネット検索で「相続対策 私募債」と入れると
そういうプロ集団が出てきますね。
そういう方々に解説してほしいですね。

「お金を海外に持って行って誤魔化そう!」

と言っているのでしょうか?

「外国金融機関におカネが貯まっても結局日本の金融機関に
資金を移さなければ使いようがない」

と思っても使い方を教えるプロ集団もいるそうです。
なかなか手が込んでいますね。

ただ税務署もそのあたりはオミトオシなのですね。
平成26年1月から
国外財産調書制度ができたのです。
5000万円を超える財産を超える財産を有する人は
税務署に届け出る制度ができているのですね。こちら
今後預金口座をマイナンバー制度により把握する予定ですから
まず封じられるのでしょうね・・・・。

その他いろいろ「脱税スキーム」がでていましたが
正直よく分かりませんが、まあ皆ダメなんでしょうね・・・・。

冒頭申し上げましたが、
税務署の想定する富裕層とは超お金持ちですからね・・・。

最後に敢えて申し上げておきますが
「バレない脱税はありません」

このへんにしておきます・・・・。

(バレる脱税シリーズ おしまい)

2017年10月11日 (水)

富裕層のバレない脱税 その4

銀座のクラブの脱税のお話面白かったですね。

Photo


「黒皮の手帳」ってご存知でしょうか。
松本清張の有名な長編小説の題名ですね。
銀座のクラブに転身した女性銀行員が、魑魅魍魎とした銀座の夜の世界を
描いたサスペンスです。


正直、税務署がいうところのこの隠語を初めて知りましたね。

脱税犯は必ず保身のために何かにメモを残すらしいです。
これこそが黒皮の手帳。

つまり、脱税の裏帳簿としての隠語が、この「黒皮の手帳」なのです。

1


2_2


テレビドラマでは数々の名女優がこの主人公を演じていますね。
最近では、米倉涼子やつい最近まで武井咲が演じていました。

テレビドラマの内容はここでは触れませんが、
税務署が税務調査(もしくは査察)になった場合、
この黒皮の手帳を見つけることを最大の目的とするのですね。
税務署職員はテレビの黒皮の手帳を必ず見るように
言われているのかもしれませんね・・・・。


とここまで書いて得意の昔話。

税理士となった駆け出しの30代の頃、ひょんなキッカケで
銀座のクラブの税務顧問をやったことあります。
なぜなったかは内緒ですが、若手税理士としては
なかなか楽しかった記憶があります。

夜の8時の開店と同時に訪問し(来店し?)、
カウンターの隅でマスターと店のハウスボトルを飲みながら
ママが到着するのを待つのですね。
業界歴20年のマスターの話は本当に面白く楽しかった・・・。

銀座のクラブに来る人で、どんな人が店にとっていい客とか、
上客を見分ける方法などを、水割りをいただきながら
話しを聞きます。
クラブのマスターですから話もうまいのです。

駆け出しの税理士としてはよい人生勉強でした。
面白い話が一杯なのですが
ブログではすいません。
まったく書けませんね・・・。

あの頃、私も若かったものですから、
黒皮の手帳なんて隠語知りませんでしたね。

クラブのママに
「現金出納帳を必ずつけてください」
などと頼んでいました・・・。

残念ながらその店は2年くらいで閉店してしまったので
それ以降この業界のことは知りません。

黒皮の手帳が今でも人気ドラマであり続けているということは、
きっと本当にまだそんな手帳はあるのでしょうね・・・。

2017年10月 6日 (金)

富裕層のバレない脱税 その3

次に中小企業のバレない?脱税から。
老舗精密機械メーカーの例が出ていました。


2代目社長の悩みは自社株の相続対策。
資本金2億円なのですが、その自社株すべてが創業者より相続したもの。
相続対策セミナーに出席して驚かされます。
自社株の価額が上昇していて相続税評価額が10億円!
相続税は何と3億円にもなります。
自社株というのは実にやっかいなものですからね。
当たり前ですが、他人には売れません。


「このまま万が一のことがあると奥さんや子供たちに迷惑がかかる」

と、悩みますが、自社の顧問税理士は「適正申告」の直球一本の堅物税理士。
そこで資産税対策専門の「節税税理士」を紹介されます。


その節税税理士は国税局OB。
相続税の超大口案件を取り扱う課税第一部資料調査第二課出身。
政治家、芸能人など多くの著名人を調査してきた人・・・。


この方いったい誰でしょうね?
名前を出すわけないでしょうけど、こういう「節税税理士」を
たまに見かけますね・・・。

ではその大先生が指示した「節税方法」


口が堅そうな社員20名ほどリストアップして、
その社員に株式の譲渡を偽装するように指示。
譲渡代金の授受をしないものの、各社員の譲渡所得の
申告までさせたそうです。
それで見事に株式の分散を完了・・・・!?

さらに毎年配当を出して、その配当は株主社員に分配しないで
自分で取得してた・・・。


しかし、本当なんでしょうかね。
こんな「ミエミエ」の脱税策・・・。

案の定、ある日突然会社に税務調査が入り、高額の追徴課税を
取られた上に、一網打尽にされたというオチ。
ただ当然、社長はその節税税理士に文句を言いましたが、
大先生は一言。

「まぁ。自己責任ですからな。」

酷いですね・・・。

しかも、社長がこういうことやり出したことで、社員のモラルも低下。
「社長だって名義株の不正をしているのだから。」
とその後社内で横領も発覚・・・。


しかしこんな方法バレない訳ないですね。
税務署もそのあたりオミトオシなのですね。


税務署側の名義株の調査の方法が書いてありました。
こういう株主から当たるそうです。


1. 中途退職者
2. 退職後相当期間経過している者
3. 会社とは無関係な者
4. 配偶者との姻族関係者


要するに会社とのきずなが薄いものから調べるそうです。

しかし、この例は税務署から言わせたら

「小金持ちの絶対バレる脱税」

なのでしょうね・・・・・。

2017年10月 5日 (木)

富裕層のバレない脱税 その2

「脱税」のタイトルが目につきますが、
「富裕層の」ということも気になりました。

つまり、「富裕層」と「富裕層でない」ことで
脱税がバレるか、バレないかのような違いなんてあるかと
思いますよね。


この本読んで感心したのですが、
国税庁のHPにも「富裕層への対応」というページがあることが
紹介されていました。こちら
つまり、税務署も富裕層の方々に特別な対応しているということ
なのですね。


ではその「富裕層」という基準はなんだろう?
と気になりますね。
この本にその基準が紹介されていました。


1. 有価証券 年配当4000万円
2. 所有株式 800万株以上
3. 貸金の貸付元本 1億円以上
4. 貸家などの不動産所得 1億円以上
5. 所得合計 1億円以上
6. 譲渡所得などの収入 10億円以上


これは驚きですね。
スーパーお金持ちですね。

年間配当4000万以上、所有株式800万株以上、などは
まず上場企業のオーナー社長でなければならないでしょうし、
不動産所得1億円以上とは、広大な土地を所有するオーナー
ということになるのでしょうか・・・。

いわゆる「小金持ち」とはかけ離れた方々ですね。
やはり日本では当然こういうスーパーリッチな方々も
いるはずなのでしょう。


ではまず、小金持ちの普通の脱税から。


Photo

国税庁のHPにアップされている表です。
この表の解説が結構面白かった・・・。


表見てお分かりの通り、1件当たりの申告漏れ所得金額が
ダントツで多いのが、「キャバレー」「風俗業」ですね。
平均で2000万円を超えます・・・。

まあ私の税理士事務所の経営方針として、こういう業種と
仕事上のお付き合いないので、内情は知りません。
どうやって脱税するのかを詳しく書いてありました。


しかし、税務署の方々のお仕事は本当に大変ですね。
「内偵調」といって、複数回行って、いろいろ事前に
調べ上げるんだそうです。
こういう業種に「官費」で行かなければならないのですね。

こういう業種はほとんどが、客から現金をもらっていますね。
どうやって現金売上をごまかすかなんて、
税務署はすべて把握しているそうです・・・。

すいません。ここでその脱税の手口を詳しく書くことは気が引けますので
割愛します・・・・。

より以前の記事一覧