小澤隆生起業の地図 その6
2012年9月。
自身が起業したクロスコもヤフーに
買収されます。
ヤフーの狙いはずばり
「ECを担当してほしい」
ということ。
当然楽天での彼の業績結果を買われてでしょう。
でもきっぱり断ります。
楽天への忠義立てだったのでしょうか・・・。
それで小澤氏はベンチャーキャピタル
「YJキャピタル」の投資責任者に。
でもこの小澤氏のベンチャーに対する眼力は
実に鋭い。
設立2年でIPOした出資先が3社。
その頃クラウドワークスも上場させ、した2014年頃。
まさに小澤氏は「小澤起業家牧場」と呼ばれるに
ふさわしい業績。
因みにそれから10年後の2023年5月。
YJ第一号投資事業組合は満期となり、
出資者数19社で11社がIPOし、
1社M&Aという驚くべき成功率。
出資額24億円収益約140億円もあげ
まさに「小澤マジック」と呼ばれます。
でもやはりヤフーの執行役員兼
ショッピングカンパニー長に就任。
ヤフーの孫正義が「eコマース革命」を
ぶちあげます。
その際に孫氏と食事をした記述が実に面白い。
孫氏が小澤氏にYJキャピタルについて
問います。
ちょうどすごい業績を上げだした頃。
小澤氏は孫氏に自慢げにいいます。
「今は30億円ですが、できれば100億円くらいには
もっていきたい。」
でもそれを聞いた孫氏は
「30億円ではなく200億円にしたら?」
「それなら1000億円に。」
怒り出した孫氏は
「まあ1000億円はすごいけど、その程度で
いいんだ。はあ・・・」
「お前、1兆円、2兆円のeコマースの大勝負を
しているときに、そんな小さな金額やめてくれない?
本当にやめてくれな?」
恐るべき孫氏・・・。
でもそれが小澤氏の大きな成長をもたらしたようです・・・。
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