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2025年5月13日 (火)

食料品の消費税がゼロになると・・・

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定食屋さんでもっと具体的に考えてみましょう。

 

ハンバーグ定食税込み1100円としましょうか。

食材の原価率を分かりやすく50%とします。

つまり、 500円で仕入れたら、現状8%の40円

の消費税がかかり、合計540円の仕入ですね。

 

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消費税の計算上、預かった100円から40円を

差し引いて60円を納めることになります。

ハンバーグ定食儲けは

1000-500円で500円。

単純な例ですね。

 

 

仮に食料品ゼロパーセントになったら

どうなるのでしょうか?

定食屋さんですから、「店内飲食」は消費税10%

のままです。

定価は1100円で提供したとします。

でも食材は消費税ゼロパーセント。

つまり500円でいいのですね。

この場合の納める消費税は

100円-0=100円ですね。

100円そのまま取られます。

 

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この定食屋の利益は、やはり500円のままですね。

お客さんから

「お米だって肉だって消費税ゼロパーセントなのに

今まで通り1100円取るの?高くない?」

そういわれたらどうなるでしょうか。

それどころか

「弁当にしたら1000円なのだから

1000円にしてよ」

そう言われるかもしれません。

 

店主的には

「そうかそうか。安く仕入れられるようになったから

持ち帰りも店内飲食も1000円にしよう」

多分そうなるのでしょう。

 

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でも冷静に考えると、税込み1000円のハンバーグ定食に

店内飲食なら消費税10%とられるのですね。

計算すると税抜価格909円+消費税91円 となります。

納める税金は91円取られるのですね。

ハンバーグ定食の儲けは

909円-500円=409円

になってしまうのですね。

つまり、 食料品の消費税率が0でも、

飲食店は、 絶対消費税10%取らないと、

利益が減るのです。

ここなかなか分からないでしょう。

店内飲食が減ればビールなどの飲料品の

売上も減りますね。

 

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確かに売り上げ規模が5000万円以下の場合は

簡易課税の問題もあるかもしれないけど

同様に10%の価格転嫁できないとやはり

経営的には間違いなく厳しくなるはずです。

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