食料品の消費税がゼロになると・・・
定食屋さんでもっと具体的に考えてみましょう。
ハンバーグ定食税込み1100円としましょうか。
食材の原価率を分かりやすく50%とします。
つまり、 500円で仕入れたら、現状8%の40円
の消費税がかかり、合計540円の仕入ですね。
消費税の計算上、預かった100円から40円を
差し引いて60円を納めることになります。
ハンバーグ定食儲けは
1000-500円で500円。
単純な例ですね。
仮に食料品ゼロパーセントになったら
どうなるのでしょうか?
定食屋さんですから、「店内飲食」は消費税10%
のままです。
定価は1100円で提供したとします。
でも食材は消費税ゼロパーセント。
つまり500円でいいのですね。
この場合の納める消費税は
100円-0=100円ですね。
100円そのまま取られます。
この定食屋の利益は、やはり500円のままですね。
お客さんから
「お米だって肉だって消費税ゼロパーセントなのに
今まで通り1100円取るの?高くない?」
そういわれたらどうなるでしょうか。
それどころか
「弁当にしたら1000円なのだから
1000円にしてよ」
そう言われるかもしれません。
店主的には
「そうかそうか。安く仕入れられるようになったから
持ち帰りも店内飲食も1000円にしよう」
多分そうなるのでしょう。
でも冷静に考えると、税込み1000円のハンバーグ定食に
店内飲食なら消費税10%とられるのですね。
計算すると税抜価格909円+消費税91円 となります。
納める税金は91円取られるのですね。
ハンバーグ定食の儲けは
909円-500円=409円
になってしまうのですね。
つまり、 食料品の消費税率が0でも、
飲食店は、 絶対消費税10%取らないと、
利益が減るのです。
ここなかなか分からないでしょう。
店内飲食が減ればビールなどの飲料品の
売上も減りますね。
確かに売り上げ規模が5000万円以下の場合は
簡易課税の問題もあるかもしれないけど
同様に10%の価格転嫁できないとやはり
経営的には間違いなく厳しくなるはずです。
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