手取りを増やす方法を税理士が真面目に考えました その3
給料30万円の方を18万7500円に下げた場合。
確かに手取り自体は毎月4080円
しか違いが出ないと分かりましたね。
でも果たしてそれだけなのでしょうか?
真面目にもっと計算してみました。
毎月30万円で年間収入360万円の方の
税金は控除がないと仮定すると
(つまり扶養家族もいない年金も生命保険も払っていない)
所得税100,500円
住民税203,500円
合 計304,000円
であることが計算できました。
しかし収入に占める税金の割合は8%です。
意外に重税だと思いませんか?
これを毎月187,500円
つまり年収225万の方の税金は
所得税51,700円
住民税108,700円
合 計160,400円
です。
つまり差額が
143,600円
も違うのですね。
収入に占める割合は
それでも7%なのです。
ここで先日お亡くなりになった
森永卓郎さんのことを哀悼を込めて
申し上げたいと思います。
サラリーマンという税金を取りやすいところから
この30年間むしり取ってきたから
日本はダメになったのだ
と。
確かにその通りだと思います。
合掌
でも14万円も違うのです。
これだけ違うということが分かれば
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