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2025年2月12日 (水)

手取りを増やす方法を税理士が真面目に考えました その4

 

給料30万円の方を18万7500円に下げた場合。

こういって問題視する方もきっといるでしょうね。

 

それは

「最低賃金」の問題。

 

今東京の最低賃金は1163円。

これが高いか低いかは別に、これ以上払わないと

問題になるのですね。

月給18万7500円だといったい時給はいくらに

なるのでしょうか。

 

 

通常月の勤務日数を計算するときに

土日が8日あるとしたら、

31日-8日=23日。

 

これで計算することが多いですね。

一日8時間働くとしたら

8時間×23日=184時間。

 

ちなみにこの方が

月給18万7500円で働いた場合、

 

18万7500円÷184時間=1019円。

 

なんと時給1019円で働かせたら

違反なのですね。

さらに毎日1時間程度はサービス残業を

やっていたら

9時間×23日=207時間。

 

18万7500円÷207時間=905円。

 

さすがに900円くらいで働かさせられたら

問題になるのでしょうか。

 

なら、社宅制度を導入したら

在宅勤務も増やしてもらって

通勤時間を削減。

 

一日8時間勤務を月20日まで。

月の労働時間は160時間だから、

18万7500円÷160時間=1171円。

 

最低賃金はクリアすることになります。

これでどうでしょうか・・・。

 

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