手取りを増やす方法を税理士が真面目に考えました その4
給料30万円の方を18万7500円に下げた場合。
こういって問題視する方もきっといるでしょうね。
それは
「最低賃金」の問題。
今東京の最低賃金は1163円。
これが高いか低いかは別に、これ以上払わないと
問題になるのですね。
月給18万7500円だといったい時給はいくらに
なるのでしょうか。
通常月の勤務日数を計算するときに
土日が8日あるとしたら、
31日-8日=23日。
これで計算することが多いですね。
一日8時間働くとしたら
8時間×23日=184時間。
ちなみにこの方が
月給18万7500円で働いた場合、
18万7500円÷184時間=1019円。
なんと時給1019円で働かせたら
違反なのですね。
さらに毎日1時間程度はサービス残業を
やっていたら
9時間×23日=207時間。
18万7500円÷207時間=905円。
さすがに900円くらいで働かさせられたら
問題になるのでしょうか。
なら、社宅制度を導入したら
在宅勤務も増やしてもらって
通勤時間を削減。
一日8時間勤務を月20日まで。
月の労働時間は160時間だから、
18万7500円÷160時間=1171円。
最低賃金はクリアすることになります。
これでどうでしょうか・・・。
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