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2025年1月 9日 (木)

財務省亡国論 その3

20250109-093935

(財務省HPより)

 

ここで高橋先生の重要な指摘。

 

「プライマリーバランス」の問題ですね。

消費税が5%になったのが1997年。

私が税理士になったのが1998年。

今は10%ですね。

ずっと消費税増税の論議がされていましたね。

必ずでてくるのがこの「プライマリーバランス」

「プライマリーバランス」とは

社会保障や公共事業をはじめ様々な

行政サービスを提供するための経費(政策的経費)を、

税収等で賄えているかどうかを示す指標。

これが補填するために日本は「赤字国債」と称して

ずっと国債の発行をしてきました。

 

国債を発行ばかりしていたらしていたらダメ。

日本は財政破綻してしまう。

日本人国民一人当たりの借金は・・・。

 

そう議論され増税路線をずっと歩んできました。

ちなみに財務省のHPから拝借しましたが、

いまでもプライマリーバランスを主張しています。

この図見ると良くわかりますね。

こちら

 

国債の発行を抑えるには税収を上げなければ

ならない。

つまり増税路線の正当性です。

 

20250109-094024

 

「財政再建を急がなければならない理由を

日本の借金の多さである。

その額およそ1400兆円。

財務省はしきりに、

『国民一人当たり換算すると1000万円』

『借金のGDPに占める割合は200%で

世界最大級』

と恐怖をあおっている」

 

これは確かに事実だというのです。

でもこれについて高橋先生は噛みついています。

 

この次の先生の主張を皆に

知ってもらいたいですね。

 

「意図的に、ある事実から国民の目を

背けている。それは借金に対する資産の額

である。」

 

高橋先生はそれが一番分かっているというのです。

 

 

「ちなみに国のバランスシートを財務省で

はじめて作成したのは、私だ。」

 

「資産総額という不都合な真実」

を財務省がずっと隠してきたというのです。

 

分かりやすい図が出ていました。

 

20250109-094045

 

政府の言う連結バランスシートですね。

確かに負債が1400兆円もあり、

財政的には問題にみえますね。

 

 

 

でも「政府の子会社」のような日本銀行を

あえて外しているというのです。

これを加えて考えなければ

国のバランスシートの本当のところは

分からいのです。

 

「資産超過は600兆円ぐらいとなる」

 

「このように政府と中央銀行のバランスシートを

合体させたものを、

『パブリックセクターバランスシート』

と呼ぶ。」

 

どうでしょう。

財務省が「深刻だ、深刻だ」といっても

国債の暴落が起こることはありえない

ということなのです。

 

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