財務省亡国論 その5
高橋先生の主張を詳しく解説しようとしたら
また今日の日本経済新聞のトップ記事ですね。
「日本の債務残高は国内総生産(GDP)の
2倍を超え、主要先進国で最悪の水準にある。
日銀が金利引き上げを進めるなか、
黒字化は財政健全化に欠かせない。」
日本経済新聞の主張です。
プライマリーバランスを黒字化しないと
日本はたいへんなことになるかのような
書き方です。
国民民主党が「年収の壁」の引き上げ
という減税を求めていることは
「とんでもない」
と言っているようですね。
高橋理論を学んでくると、あたかも日本の新聞が
財務省の都合の良い主張をしているようにも
思えてきてしまいます。
「自分たちの利益のために
『あえて恐怖を煽っている人たち』
もいるのだ」
高橋先生は
「財務省のポチ」といって批判しています。
天下の日本経済新聞もポチにしまうのでしょうか。
「財政再建を達成する代表的な方法は、
『歳出カット』『経済成長』『増税』
の三つ」
といっています。
このうち『歳出カット』とは
一筋縄ではいかないそうです。
本来なら『経済成長』については
財務官僚にとっては「論外」なんだそうです。
だが、ウラで糸を引く財務省は
「日本を財政的に破綻させないためには
増税しかない」
としたいのでしょうね。
2024年7月時点で税収が72.1兆円で
4年連続最高となったのです。
「こういうときこそ、いろいろな補助金を
チョロチョロ配るのではなく、減税するのが
いちばん簡単だ。
2024年6月には消費減税などをすればよかった。」
「この際公共投資をたくさんして、経済を上向きに
持っていったほうがいい。」
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