官僚生態図鑑 その4
給与のお話はこれ以上はやめておきましょう。
国家公務員の方々から睨まれそうですから・・・。
また昔話の暴露話が結構面白かったですね。
私でもちょっと活字にしにくいお話。
「毒まんじゅうの餡はカネで、皮はオンナで
できている」
「オンナ」ということで正直に書いてありました。
森永さんも大蔵官僚を接待したことあるそうです。
今のお金にして50万円!
円山花街という花柳界。
どんな接待だったのでしょうね・・・。
ただ有名な
「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」が1998年。
私が某野村證券に見切りをつけ
独立して開業した年ですね。
今から26年も前のお話です。
新宿歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ
「桜欄(ローラン)」で銀行から頻繁に
接待を受けたことが発覚したのですね。
ということは
それ以前は「何でもあり」だったのでしょうね。
ちなみに
「毒まんじゅうの量は、抱えている補助金の額や
許認可権限の大きさによって大きく異なる」
「毒まんじゅうの量と天下りの数には
高い相関がある」
ただ
2008年12月31日に
「改正国家公務員法」が施行され天下りに
対する規制が大幅に強化された。
ただ抜け穴が用意されていたのですね。
「天下りそのものを禁止したのではなく、
天下りの『あっせん』を禁じた」
ただその後は激減したと思うのですが
面白い数字を出していました。
つまり、最近は増えているそうです。
2022年度に総務省に届け出のあった再就職者数の
ランキングを見ると、
財務省390人、国土交通省372人、
多いですね・・・。
法務省158人、経済産業省154人、厚生労働省144人、
農林水産省126人、総務省83人となっている。
一方、環境省は13人、会計検査院は10人、
消費者庁は3人、デジタル庁はゼロだ。
天下りのある官庁とまったくないところ。
これは何を意味するのでしょうか・・・。
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