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2024年12月 4日 (水)

ひまわり その1

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今年一番感動した本は前に取り上げた

お医者さんの本でしたが、こちら

それに匹敵するほど感動しました。

 

「こんな人生があるのか・・・」

 

だからこそ読書は楽しいし面白いのですね。

読みだしたら止まらなくなって

深夜まで読み続けて一気に読んでしまいました。

 

お医者さんではなく今回は弁護士さんの本。

小説であり、あくまでフィクションであると

最後に書いてありますが、モデルとなった弁護士さんが

いらっしゃいます。

 

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菅原崇弁護士。

まずこの先生のHPから引用します。こちら

 

東京都立三田高等学校、国立東京水産大学

(現国立大学法人東京海洋大学)食品生産学科卒。

明治乳業株式会社及び株式会社明治に

技術系総合職として勤務し、明治おいしい牛乳などの

白物飲料、冷凍食品、栄養食品などの商品に携わる。

重度の障害を負い、業務遂行が不可能になったため、

2011年明治を退社する。

その後、司法試験挑戦を決意して、

2012年4月横浜国立大学法科大学院に

純粋未修者

(法学部などの法律系学部で法律を学習したことがない者)

として入学した。

2015年3月横浜国立大学法科大学院を修了。

同年5月、司法試験に音声受験

(音声認識ソフトにより論文を作成して受験する方法)

で挑戦し、初回受験で合格して

日本初の音声受験合格者となる。

 

もうこれだけで驚きませんか?

まず食品生産学科卒ですよね。

いわゆる理科系出身。

大学卒業後は飲料品の商品開発をされました。

 

その後重度の障害を負い、

業務遂行ができなくなり退社。

小説ではトラックにはねられ、脊髄損傷で肩から下が

まったく動かなくなったという設定でした。

 

つらいリハビリの描写を読むだけで

私は泣けてしまいました。

どうして会社を退社しなければならなくなったのか。

そしてどうして弁護士になることを決意したのか。

それが非常にリアルに描かれています。

 

人生の応援歌。

私からのクリスマスプレゼントです・・・。

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