官僚生態図鑑 その5
(日経4月6日記事より TSMC熊本第一工場」
官僚の批判はもうこれ以上はしないとして
非常に気になった記述。
「日の丸半導体大逆転政策のゆくえ」
半導体産業への補助金総額はなんと!
4兆円!!
これだけばらまいていたのですね。
今年2月に開所した日本初の生産拠点となる
「TSMC熊本第一工場」には
4760億円。
さらに第二工場には7320億円。
1兆2080億円もの資金が拠出されるのですね。
これは今年4月6日付の日本経済新聞から
引用したものですが、これ私も原文読んでみました。
台湾のCEOがニコニコして当時の岸田首相と
握手していますね。
それもそのはず、新聞にも書いてあります。
「外資に税金が原資となる巨額の補助金を支払うことに批判もある」
それもそうでしょう。
日本経済新聞には、
「利益がほとんどが台湾に行く」
でも擁護する書き方も
「TSMCの試算では、第一工場、第二工場から発生する
法人税、個人所得税、固定資産税を合わせると補助金額は
2037年までに上回ると見込む」
さて本当でしょうか?
森永さんは
「過去2度にわたって国策会社は大失敗をしている」
「経済産業省は、霞が関のオフイスから、頭の中だけで
考えた半導体戦略を実現するためだけに金を
バラマキ続けている。
もちそん、そうした補助金の先にも天下り先が
控えている」
これ読むとまた国民は怒りますね。
「4兆円という巨額の補助金を社会保障に使ったり、
減税に回せば、どれだけ国民生活が改善するか
分からない。」
まだまだ減税する原資はいくらでもありそうですね・・・。
« 税理士の料理番 その111 | トップページ | 官僚生態図鑑 その6 »
コメント