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2024年12月18日 (水)

官僚生態図鑑 その3

20241218-093556

 

 

この本読むと皆さん驚くとともに

怒り続けるのではないでしょうか。

 

いったい官僚になるといくらもらえるの?

というのがこの表ですね。

 

「内閣官房内閣人事局」が公表している

「国家公務員の給与(令和5年版)」

に記載されているそうです。

 

総合職(キャリア官僚)と

一般職(ノンキャリア職員)の平均

というのがミソですね。

ということはもらっている人はもっと

もらっているということ。

 

早い人(第一選抜)だと30台の早い時期に

年収1000万円を超えるそうです。

40代で課長。年収は1300万円。

その後出世の階段を駆け上ると

最後の年は事務次官となり年収2500万円。

 

早く出世の階段を駆け上がる仕組みが

昔はありました。

 

 

「20代後半で若手官僚を税務署長に就任させていた」

 

これは税理士の私としても当然知っているお話です。

 

「右も左もわからない若造をあえて

税務署長に就任させることで給料を

あげていた」

 

これが真相だったのですね。

私自身も

 

「どうしてそんな税法も知らない若手を所長にするのだろう?」

 

それだけ若くして「エリート意識を植え付けさせる??」

不思議な制度だと思っていたのですけど。

給与体系を調整するためとは驚きましたね。

 

でもその後は

 

「過剰なエリート意識を植え付けたり、

接待漬けの温床になっているとの批判が高まり、

1999年度から

『原則として税務署長に出すのは35歳以降』

人事方針が変更された」

 

そうです。

 

ただ、税理士としてこの件をこれ以上突っ込むのは

やめておきましょう・・・。

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