« サイゼリヤ元社長が教える2億人の経営術 その5 | トップページ | 賃貸住宅管理業者登録のお知らせ »

2024年11月15日 (金)

サイゼリヤ元社長が教える2億人の経営術 その6

Dsc01553

 

Dsc01544

(富山県の雨晴海岸)

 

最後にこの元社長の魅力。

この本のおかげで堀埜氏のファンになりました。

富山県氷見市のご出身なのですね。

写真は氷見市に通じる道の雨晴海岸。

申し訳ないですが氷見市は「漁港しかない」

ところ。(失礼!)

ここから京都大学でアメフト部に入りたいから

京都大学に進まれた方。

なかなかのファイターですね。

43歳で味の素から転職したときの感想。

 

「サイゼリヤには社内政治がない」

 

これ読んで味の素に何か嫌気でも刺したのか・・・

そう思いましたね。

大企業の40代。微妙な年ですからね。

今は知りませんが、昔の某野村證券はそうでした・・・。

 

「どの上司につくか。どの派閥に入るかどうか」

 

出世の分かれ道でしたでしょう。

特に海外畑の方は限られますからね。

当然どんな企業でも派閥はありますからね。

 

堀埜氏は転職の素晴らしい成功例でしょう。

正垣会長が堀埜氏の海外での職歴を買い、

ヘッドハンティングです。

9年間あらゆることをやったのち2009年社長へ。

2008年のリーマンショック後で

社内でもデリパティブでの大幅損失。

サイゼリヤも大変だったときでしょう。

それから13年。

 

さらに日本ではいろいろありましたね。

2011年の東日本大震災や2020年のコロナショック。

 

あらゆることを経験されて昨年退任です。

まだまだ脂の乗り切った状態でしょう。

正直もったいないと思うのは私だけでしょうか。

 

 

サイゼリヤが中国で十分通用すると証明したのも

堀埜社長の経営能力ですから。

 

「中国ではそうやって展開するべきなのか」

 

これ読んで感動する飲食店経営者も多いでしょう。

 

ファミレスや回転ずしチェーンの社長になって

海外展開の陣頭指揮でもされたらどうでしょうか。

 

特に参考になるのは

 

「海外経験を積むのは若い時代の方がいい」

 

これ自ら20代で体験し、それをサイゼリヤでも

中国の支配人に対しても実行した。

 

私も20代でサイゼリヤで、一度くらい

中国の支配人を経験していたら

もっとましな税理士になっていたかもしれないですね!?

 

若い人にこの本を読んでもらってチャレンジしてほしいですね。

 

 

堀埜氏のこれからに期待しましょう!

 

(ガンバレ! 日本一の2代目社長シリーズ おしまい)

« サイゼリヤ元社長が教える2億人の経営術 その5 | トップページ | 賃貸住宅管理業者登録のお知らせ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« サイゼリヤ元社長が教える2億人の経営術 その5 | トップページ | 賃貸住宅管理業者登録のお知らせ »