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2024年11月12日 (火)

サイゼリヤ元社長が教える2億人の経営術 その3

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ここまで書いて、普通のレストラン経営者なら

もう読まないでしょうね。

 

「ミラノ風ドリア 税込300円なんて

大企業だからできるのでしょ。

こんなことしたら店潰れてしまうでしょ」

 

まあ本当に思うのでしょうね。

サイゼリヤのように原価率を高くして

皆お店やりたいでしょう。

でも現実にはなかなかできないのですね。

 

「でも本当にできているのだろうか?」

 

疑い深い私は得意のエディネット分析。

このブログであえて何度もご紹介しておりますが

大企業の経営指標はすべて公開されているのですね。

もちろん全部は真似できないでしょうけど、

参考になるところは真似たらいいのですね。

 

これが単体のサイゼリヤの損益計算書。

 

2023年8月期で1204億円の売上。

でも経常利益はわずかで、最終利益は

6億円もの赤字です。

 

コロナの2020年8月は売上落ち込み、

大幅赤字なのは分かりますが、ようやく

売上が回復している感じですね。

 

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でも連結では1832億円の売上で

当期純利益は51億円の黒字。

 

Photo_20241112100203  

 

どうしてそうなのかというと

アジアに1840人も採用し

アジアでの売上を上げているから。

海外シフトに移行していることも分かります。

 

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では肝心の原価率。

単体のお話ですが、

売上1204億円のうち原価は514億円

つまり驚異の原価率42.7%!!

確かにこの原価率では通常あり得ないでしょう。

 

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でもこの原価率よく見ると製造原価127億円の

うち材料費は88億円程度。

ミラノ風ドリアが300円で提供できる理由は

確かにコレでしたね。

オーストラリア工場のおかげでしょう。

 

売上1204億円というと毎日は365日で割ると

一日の売上3億円ですね。

ミラノ風ドリアが毎日10万食でるということは

毎日3000万円。

売上の10%はミラノ風ドリアなのですね。

 

これがまさに「来店動機」になっているのですね。

もっと詳しく見るとエディネットには確かに

「広告宣伝費」ありませんでした。

Photo_20241112100401

因みに比較する上で「丸亀製麺」の損益計算書。

20億~30億円も広告費使っていますね。

 

Photo_20241112100402

 (丸亀製麺のPLより)

 

ミラノ風ドリアがまさに

サイゼリヤの「広告費」

なのがお分かりになりましたか?

 

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