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2024年10月10日 (木)

投資依存症 その4

読めば読むほど結構恐ろしいことが

書いてありますね。

 

これだけ書くというのはまた森永さんの

「遺言」ということなのでしょうね。

 

 

「政府は『貯蓄から投資』という看板を下ろさず、

老後資金の不足を投資収益で穴埋めしようと

投資依存症を拡散する言動を繰り返している」

 

その戦略にあるのが新NISAであることは

書いた通りなのです。

知らなかったのですが、いつのまにか

 

「金融経済教育推進機構(J-FLEC)というのを

作って、つまり、税金を使って投資依存症を

さらに拡大しようとしている」

 

のですね。

 

もっと恐ろしいのは、強硬開催をしようとしている

「大阪万博」。

政府があれだけ巨額な資金を投入する真の理由は

万博終了後はカジノにするため

というお話。

 

そうなると、

ギャンブル依存症で破産に追い込まれる国民を

大量に出てしまう・・・。

カジノのお話はあえて誰も言っていないのですね。

カジノのことも含めて、

「投資はギャンブル。まさに麻薬ですよ。」

 

 

「老後資金の不足に脅え、投資という麻薬に

手を染めるのではなく、自分自身の人生を

根底から見直してみたらいかがだろうか。」

 

ここはどうなのか分からないのですが、

「資本主義そのものが行き詰って

このバブル崩壊後に新しい産業構造になる」

 

ここまで書かれると、本当にバブル崩壊が

起きるという前提で主張されているのです。

 

 

「がんの終末期を迎えた私には、

金儲けをしようとか、予測を当てて名声を

獲得しようとか、そうした打算は一切ない。」

 

本当にそうでしょうね。

本当にこれが最後の遺言。

 

「いまかかっている『投資依存症』という深刻な

病気から一日も早く立ち直り、明るい人生を

取り戻す人が一人でも増えることが、

私に残された短い人生の役割ではないかと

思うのだ。」

 

(がんばれ! 森永さんシリーズ おしまい)

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