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2024年10月16日 (水)

ほんまに「おいしい」って何やろ? その1

 

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読書の秋ですね。

自分がまったく体験したことのないことが

味わえるのが読書です。

自分の不得意なことも学べますね。

今回のテーマは料理です。

「無駄に」料理教室に通い続けて10年近く。

なかなか料理というものが分からないですね。

 

特に題名のとおり、「おいしい」ということ。

 

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冒頭出てきますが、

 

「何かを口に入れてウーンと目をつむり、

やおら『うまーい!』とか、

一口もたべていないのに、やたら

『おいしい!』とか叫ぶタレントさん」

 

こういう映像を確かに毎日のように

見ていますね。

 

こういうグルメ番組は多いですから。

見るのは確かに好きで面白がって見ていますが

逆に見せつけられているかのようにも感じます。

 

「本当に美味しいのかよ!」

 

と突っ込みたくなりますが、

いかに美味しくたべるかという

まさに「リアクション芸人」が多いからでしょう。

 

先日あるテレビ番組で、有名なコロッケを実に

美味しそうに食べているタレントがいました。

 

「こんなコロッケ食べたことがない」

 

「本当にそうかな・・・」

 

後日この行列店に行って並んで買ってみました。

でも、実際にはそれほどでもなかったのですね。

こんな経験ありませんか?

 

プロの料理人がそういう批判を真に受け

その「おいしい」を解説してくれる本です。

 

著者は村田吉弘さん。

1951年生まれ。73歳。

京都の老舗料亭「菊乃井」三代目。

2013年に「和食 日本人の伝統的な食文化」の

ユネスコ無形文化遺産登録に尽力されるなど

多方面で活躍され、2018年に文化功労者

にもなられている方です。

2023年の広島サミットでも

「総料理長」として腕を振るわれたそうです。

 

Photo_20241016101401

これが菊乃井本店。

ちょっと「怖そうで」!?

入れないですね。

いくらかかるのでしょう・・・。

 

でも読書はわずか2000円ほどで

料理の神髄を味わえるのです。

 

特に飲食店をやっている方にこの本を

ぜひ読んでいただきたいですね。

菊乃井本店に行って高級懐石を食べなくても

料理人村田吉弘さんのレシピを教えてくれるからです。

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