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2024年10月18日 (金)

ほんまに「おいしい」って何やろ? その3

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(名古屋名門料亭 か茂免)

 

フランスへの留学(遊学)の後、

老舗「菊乃井」を継ぐことを決めます。

これから厳しい修行の道なのでしょう。

 

ただ、このあと名古屋の名門料亭「か茂免」に

あっさり入社します。

 

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この「か茂免」は調べたのですが、

「名古屋三大料亭」の一つ。

 

やはりここは菊乃井としてのコネクションでしょう。

あのままフランスで「飛び込み料理人の修行」を

続けていたらまた違った料理人に

なっていたでしょうけど・・・。

 

ここで「16歳の」先輩に出会います。

でもここで冷静に考えたら、まだ料理の基礎さえ知らない

素人でしょう。

「いじめがあった」

記述がありましたが、「先輩」としては

本当に面白くないのでしょうね。

 

名門料亭への「コネ入社」、

しかもフランス帰りの「ずぶの素人」の大学卒。

中卒で真面目に修行しているものとしては

当然良い気はしないでしょう。

 

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よく料理人の修行のことを聞きますよね。

私の世代ではショーケンが主人公だった

「前略おふくろ様」(古い??)

中卒の集団就職で田舎から出てきた若者の

キビシイ修行時代。

毎日のように朝から晩までたまねぎを

剝かせられる・・・。

そんなイメージですからね。

 

そもそも大卒の料理未経験の素人を

どんな名門料亭だって雇うはずがないですから。

 

ここで、自分のことも思い出しました。

大卒で経理未経験の33歳の元野村證券。

会計事務所に勤めたいと思っても

どこの「名門税理士法人」も雇ってくれなかった・・・。

50連敗くらいしてからやっと入った弱小事務所は

同僚が皆高卒の若い女性ばかり。

手取り10数万円・・・。

先輩は確かに20歳の高卒の方。

毎日たまねぎは剥かなかったけど

単純入力ばかり・・・。

 

誰でもそんなツライ修行時代をへて

「名料理人」になっていくのでしょう・・・。

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