君はどう生きるか その6
いろいろ書きたいことはたくさんあるのですが
そろそろまとめましょう。
中学生向けの課題図書にしては
なかなか学ぶべきことばかりですね。
昭和のオジサンには知らないことが
多すぎます。
このあたり知っていないと、令和の今だと
きっとトンデモナイことになるのですね。
「ルッキズム」
という言葉を初めて知りました。
「『ルッキズム』というのは外見で人を
判断し、容姿によって人を差別することです」
「日本は先進国の中で、女性に対する『ルッキズム』
がとても強い国です」
何度も出てくる「同調圧力の強さ」が
さらにその「ルッキズム」を共謀にしていると
いうのです。
男性が女性に対して
「太った?」
「やせた方がいいよ」
なんて言葉を平気で口にしますね。
先進国ではこれはご法度です。
「ルッキズム」はよくないと常識になっているのです。
男性が女性に対して外見や容姿に対して口にすることは
許されないことだと思われているのですね。
これは昭和のおじさんたちは気をつけにないと
いけないようです・・・。
最後に外見や容姿だけでなく、
生き方そのものも、認めなければならないようです。
多様性の世の中を生きていく必要条件なのでしょう。
「自由の相互承認」
分かりやすく言えば
「君が私の自由を侵害しない限り、
私も君の自由を認めます」
逆に言うと
「私は君の自由を尊重しますから、
君も私の自由を尊重してください」
とことん対話して「お互いの自由を認める」こと。
それが人間関係で最も大切だと鴻上さんは
思っているからなのです。
どうでしょうか。
昭和のオジサンはまだまだ勉強しないと
いけないようです・・・。
(昭和のオジサンもがんばれ! 多様性の世の中シリーズ おしまい)
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