年金申請問題 その7
では働きながら年金をもらうには
どうしたらよいか?
優しく解説してみましょう。
日本年金機構のHPに出ています。
でもこれ見て
「そういうことか!」
と思う人は少ないでしょう・・・。
どうしてこんなに難しく書くのでしょうか?
まず計算方法のフローチャートです。
何だか50万円以下なら全額支給みたいですね。
因みに令和6年から48万円から50万円に
引き上げられました。
一応専門用語。
簡単に言うと
基本月額は年間もらう年金を12で割ったもの。
総報酬月額相当額とは
毎月の給料と年間貰う賞与を12で割ったものの合計
年金と給料を毎月平均的に50万円以上もらっていたら
普通は生活できますよね。
ですからその場合は削ります。
もしくは支給停止にします。っていうこと。
計算式がこれ。
これ見ても分からないですよね。
もっと具体的な数字で説明しましょう。
ケース1 支給停止にならないケース
年金を年間で120万円もらっている方が
月収15万円。賞与年間30万円で働いた場合。
この方の年収は15万円×12+30万円=210万円
この場合は支給停止になりません。
計算式で27万5000円となるから
50万円以下でOK。
分かりますよね。
では
ケース2 支給一部停止になるケース
年金を年間で450万円もらう方が
月収62万円で年間の賞与150万円で
働いた場合。
分かりやすい例で計算しますが
まず年金を450万円ももらう方は少ないです。
それとこの方年収は62万円×12+150万円=894万円
かなり良いサラリーですね。
でもこの方は全額停止にもなっていないのです。
一部支給されます。
毎月6万5000円はもらえます。
在職老齢年金は
こんな仕組みです。
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