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2024年8月14日 (水)

年金申請問題 その7

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では働きながら年金をもらうには

どうしたらよいか?

優しく解説してみましょう。

 

日本年金機構のHPに出ています。

でもこれ見て

「そういうことか!」

と思う人は少ないでしょう・・・。

どうしてこんなに難しく書くのでしょうか?

 

まず計算方法のフローチャートです。

 こちら

何だか50万円以下なら全額支給みたいですね。

因みに令和6年から48万円から50万円に

引き上げられました。

 

一応専門用語。

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簡単に言うと

基本月額は年間もらう年金を12で割ったもの。

総報酬月額相当額とは

毎月の給料と年間貰う賞与を12で割ったものの合計

 

年金と給料を毎月平均的に50万円以上もらっていたら

普通は生活できますよね。

ですからその場合は削ります。

もしくは支給停止にします。っていうこと。

 

 計算式がこれ。

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これ見ても分からないですよね。

もっと具体的な数字で説明しましょう。

 

 

ケース1 支給停止にならないケース

 

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 年金を年間で120万円もらっている方が

月収15万円。賞与年間30万円で働いた場合。

 

この方の年収は15万円×12+30万円=210万円

この場合は支給停止になりません。

 

計算式で27万5000円となるから

50万円以下でOK。

分かりますよね。

 

では

ケース2 支給一部停止になるケース

 

50_20240814114902

  

年金を年間で450万円もらう方が

月収62万円で年間の賞与150万円で

働いた場合。

 

分かりやすい例で計算しますが

まず年金を450万円ももらう方は少ないです。

それとこの方年収は62万円×12+150万円=894万円

かなり良いサラリーですね。

でもこの方は全額停止にもなっていないのです。

一部支給されます。

毎月6万5000円はもらえます。

 

在職老齢年金は

こんな仕組みです。

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