年金申請問題 その4
年金定期便の見方として大事なものを
お見せしましょう。
私の個人情報そのものですから
さすがに数字はアップできません。
ただ私の顧問先の方なら見せてもいいと思っているし
事実何人かは教えました。
皆これ悩むからなのですね。
この表をまじまじと見てください。
老齢年金の見込額が書いてあります。
65歳時点で・・・いくら。
もし70歳まで遅らせたら
そのなんと42%増しになります。
さらに75歳まで遅らせたら
なんと84%増しに。
どうでしょうか?
これ見て
「遅らせたら幸せな老後が待っている」
そう思うのでしょうか。
その考え方のもとになるのは
下の表です。
自分の今まで支払ってきた
保険料納付額なのですね。
本当に数字見せながら話した方が
分かりやすいのでしょうけど・・・。
上が国民年金の保険料。
この支払った月数を正直にアップしたので
想像はつくでしょう。
昨年の8月まで137月ですからね。
これに1万数千円かければその数字です。
大した金額になりません。
因みに国民年金保険料は毎年のように上がってきました。
現時点の令和6年度で月16,980円ですね。 こちら
私が野村證券を脱サラした平成4年から
就職するまでの平成6年までは
月9,700円~月10,500円でした。
開業した平成10年から社会保険に移行した
平成20年までは
12,800円~14,100円
電卓たたくとすぐ分かるでしょう。
大した金額にはなりません。
つまり、国民年金だと支給額が少ないのもこれでお分かりでしょう。
保険料の大半を占めるのが厚生年金保険料額
ここを多くするために頑張ってきました。
社会保険に加入したのはこのためです。
でも正直書くと私の同年代のサラリーマンを
定年まで働いた方とは圧倒的に少ないでしょうね。
理由は簡単です。
国民年金の期間が長かったことと
社会保険料の等級が少なかったからです。
ではここで最大の問題。
私は70歳や75歳まで支給を
遅らせるでしょうか?
当然お分かりですね。
もちろん私は「さっさと」もらいます・・・。
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