ブラックマンデー

昨日からこのフレーズを聞いて

懐かしくなりましたね。

１９８７年１０月１９日に起こった出来事ですね。

その翌日１０月２０日に日本市場が大暴落を

したのですね。

詳細は昨日からあちこちで「知ったかぶりの」アナウンサーが

解説していますね。

このネタこのブログで何度かアップしてきましたが

ようやく日の目を見そうですね。

「私は野村證券の本社３階のディーリングルームで

大暴落を見ていたまさに『生き証人』ですから。」

「株価ボードが全面グリーン。

麻雀用語ではないですが、まさに『オールグリーン』」

これが相場の世界か・・・

本当に思いましたね。

あれから３７年ですね。

あの日のことは一生忘れられません。

このブラックマンデーを知っている証券マンは

少ないでしょうね。

面白いので証券大手５社の社長を調べて見ました。

最大手の某野村證券の奥村社長。

まさにその年の１９８７年入社。

慶應経済出のエリートだったらしいので

現場の大暴落何て知らないのでしょうね。

みずほ証券の浜本社長は一橋法を１９９０年卒。

大和証券の萩野社長。１９８９年早稲田理工卒。

ＳＭＢＣ日興の吉岡社長は１９８８年慶応理工卒。

若いですね。知る訳ないでしょうね。

唯一いました。

三菱ＵＦＪ銀行は私の一つ下の１９８５年早大商卒。

でももともと三菱銀行の方ですから

その時は相場の世界にはいません。

調べて分りましたが、意外に早慶卒の社長が多いのですね。

でも申し訳ないですが、

ブラックマンデーをまったく知らない若い世代なのですね。

確かにブラックマンデーの日のあと

大暴騰しましたがそのあと一進一退。

いろいろありましたね。

野村證券の本社の企画部で

「こんな暴落はあり得ない間違いなく反騰する」

という資料ばかり作らされた記憶があります。

「新ＮＩＳＡ戦略」に各証券会社は舵を切ったばかりですね。

「こんな暴落はあり得ない」

と３７年前と同じことをいうのでしょうね。

でも「これが相場の世界なんだ」

とロートルの元証券マンは本当に思います。

でも面白いのは見ていて

某有名なアナリストと称する方が

３７年前と同じ「言い訳」を繰り返していますね。

「長期分散投資ですから安全です」

３７年経っても嘘つきは多いのですね。

でも言いたいことはこれだけ。

投資に「絶対安全」はありません・・・。