ユニクロ その8
澤田貴司氏が行った
ABC改革「オール・ベター・チャンジ」
よりフリースが生まれ大躍進するのですが
ここはぜひお読みください。
ただ、この箇所は多くの「ユニクロ本」で称賛されている
箇所ですから説明はいいでしょう。
でも一方でこの本で衝撃的な記述。
「泳げない者は沈めばいい」
これは柳井氏が好んで使っていた言葉のようです。
これは柳井氏の言葉ではなく、マイクロソフトの
ビルゲイツが使っていたようです。
ビルゲイツはインターネットという破壊的な
イノベーションを起こしましたね。
それを社会に起きる「津波」だと言い
そこで生きるにはどうすればいいのかを
この言葉で説いたのだそうです。
「Sink or Swim」
「溺れたくなければ泳げばいい」という意味を
もっと厳しく和訳したのでしょう。
それを全店に配る紙に記載されていたのです。
慌ただしい急成長の中で居場所を無くした
古参幹部がこの言葉に衝撃を受けます。
柳井氏がまだ小学生だった頃から住み込みで
メンズショップ小郡商事に勤めていた浦利治氏。
柳井氏が再出発をした時は、
浦氏とたった二人だったのです。
優秀な澤田氏が入社してすぐさま
感じ取ったのですね。
浦氏は柳井氏にこうつげます。
「もう自分たちはついていけないと思います。
商売は分かりますが、経営はできないので」
それに対して柳井氏。
「僕もそう思います」
何て非情なんだ・・・
そう思いますが
「偽りなく思ったことをストレートに伝える」
これが柳井経営学なんだそうです・・・。
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