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2024年6月19日 (水)

囲碁の将来 その1

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今日は真面目に囲碁のお話。

優勝した自慢話ばかりしていては誰も

読んでくれないでしょうし・・・。

 

あまりマスコミでも騒いでもないお話なのですが

プロ棋士の桒原(くわばら)俊三段が

休場となりました。

5月15日付のお話なので先月のこと。

1999年生まれですから

写真の通りまだ若い。25歳ということなのですね。

 

申し訳ないですが、このプロ存じ上げなかったのですが

この話題を聞いて結構ショックでした。

休場ということですが、プロ棋士を辞めて

転職したのが本当だそうです。

入段が2017年ですから

18歳でプロになり7年間は修行の日々だったのでしょう。

 

プロ棋士の将来性に自信が持てなくなって

しまったのでしょうか。

 

ネット上で辞めた理由を見つけました。

 

何度も読み返したのですが

なかなかこの25歳の方は

しっかりとした考えをお持ちです。

 

 

休場の理由についてですが、

大きな理由で就職が決まりました。

別れというべきであり、そこに至った経緯を

含めたものです。 やはり本因坊戦の縮小。

タイトルであり目標が失われたという

心理的ショックに加え、契約の交渉で

粘らなければいけない一線を越えてしまったことが

如実に感じられ、一つの棋戦がタイトル料、

契約金を含めこれだけ下がってしまうと、

他の棋戦を支えてくださっているスポンサー様が

じゃあウチも下げますとなっても

何らおかしくないと思っています。

 

日本棋院は現状、スポンサー様やファン、

職員の方々の「ご好意」の元に成り立っているので

あって、いただいている金額に見合ったメリットや

リターンを提示できているようには感じられません。

 

この現状を打破するには色々な制限や

しがらみがあるとは思いますが、

まずは対局日を土日祝にしたり

午後から対局開始にしたり、現在中継、

掲載されていない棋譜を閲覧できるようにするなど、

ファンの方はもちろん、これからファンになってくださる

可能性のある方々の目に留まるよう、

既存のスタイルを変えていかなければならないと

思っています。

 

「観る将」(みるしょう)という言葉が

広がったのに対し、

何故「観る碁」(みるご)という言葉を聞かないのか

というファンの方のお言葉を見かけた事がありますが、

そもそもリアルタイムで見られる方が

少ない時間に対局しているようでは

広がるはずもありません。

プロ野球やサッカーもひたすら平日のデイゲーム

ばかりやっていたらここまでの人気は

出ていないと思います。

 

僕の私見ですがこのまま行くと近い将来、

多く見積ってトップ棋士20人、女流棋士10人、

解説や配信、番組で人気の棋士10人くらいの

計約40人しか専業の棋士で食べていけなくなるのでは

ないかと思っています。

 

またこの場合普通の会社で働くのと同程度で考えると、

60歳くらいまではトップの内に入っていなければならず

努力ではどうにもならないような気がしました。

 

 

どうでしょうか。

読んでいてショックであったものの

この若者の勇気に感動すら覚えました。

永年の囲碁ファンとして

本日は大きな声で「問題提起」をしたいと

思います・・・。

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