ヤミ米を食べず餓死した裁判官
NHK朝ドラ「虎に翼」を
ご覧になっているでしょうか。
主人公と同期の花岡裁判官がヤミ米を
食べず栄養失調で餓死したというお話がありましたね。
モデルの裁判官がいて、1947年(昭和22年)
33歳で亡くなったという佐賀県出身の山口良忠判事
なのですね。
花岡も佐賀出身で描かれたので間違いなく、
山口判事がモデルだったのでしょう。
花岡が桂場に対して言いましたね。
「人としての正しさと司法としての
正さがここまで乖離していくとは思いませんでした。」
まあ実にカッコイイですね。
でも当時は皆
「生きるためにヤミ米でも何でも食べていたのです」
本当にカッコイイ生き方だったのかどうか・・。
実はこのお話を30年も前から私は知っていたのですね。
税理士として
「税法という法律を司る職業」
ですからね。
確かにこの花岡判事のとおり、絶対に法は守りたいのです。
税理士として当たり前のことでしょうけど、
税金のことはキチンと払ってきました。
税理士が滞納なんかしたら「カッコ悪い」ですからね。
これは当然のこととつぃて、
とにかく人から「後ろ指をさされる」ようなことは
避けてきました。
車の運転でさえ、違反しないようにと
思っております・・・
(駐車違反やスピード違反を絶対したことないと
言い切れませんが・・・)
以前、開業体験記で本音で書いたことがあります。
「税理士として脱税指導は絶対やらない」
「税理士として粉飾決算は絶対にやらない」
でも独立開業はなかなか大変なのです。
そう簡単にはお客さんはできないのです。
「先生上手くやってよ・・・」
すこし「ヤバそうな」そういうお客さんは
あえてお断りしたこともあります・・・。
正直書くと
「餓死しそうに」なったときも
確かにありました。
「ヤミ米なんか絶対食べないぞ!」
とは今の言葉で言えば
「不正は絶対しないぞ!」
そういうことなのでしょう。
まっとうに頑張れば
必ず見てくれている人がいます。
起業開業したばかりの方に
私は励ましの言葉として
このネタを繰り返しよく言います・・・。
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