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2024年5月23日 (木)

定額減税 その2

Photo_20240523101801

 

ではまず「基本のキ」から。

 

もう新聞、テレビなどで何度か言われてきていると

思います。

 

所得税の定額減税3万円

住民税の定額減税1万円

 

合計4万円ですね。

でもこの表よく見てください。

 

所得税は令和6年分の所得税から減額

 

するのに対して

住民税は令和年度(令和年分)から減額

なのですね。

 

分かりにくい点はコレです。

住民税の計算は、今年から計算されるのではなくて

昨年の所得税から計算されるのです。

つまり1年ずれるからややこしいのですね。

 

実はもう今年の、つまり昨年度の実績から

踏まえた住民税は計算されているのですね。

 

各会社の経理担当にはもう通知が

来ているのですね。

 

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因みに、これは「中野区」

です。

中野区に住んでいる方がすべて入っているのですが

すべて「袋とじ」になっていて、経理担当者にも

見えない仕組みなのですね。

だからこれ開けてみないと、定額減税が

あったかどうか分からないのですね。

 

今年はこれを楽しみにしてください。

「くじ引き」のようですね。

あれば「当たり」みたいなような・・・。

因みに中野区は、左下端に印刷されていました。

 

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ただどこで1万円引かれたの?

よく分からない。

これは多分「定額減税のためのシステム変更」を

最小限にしたからでしょうね。

 

一度きりの定額減税のためだけに

カネかけたくないでしょうから・・・。

 

1万円引かれたあとがさらにややこしい。

 

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例年なら、年間の住民税を12で割って

それが毎月給与天引きされるのが、

今年は住民税を11で割って

それを7月から給与天引き。

 

6月で給与天引きが

「すごろく」で言えば「1回休み」

それが「減税」ということらしい・・・。

 

冷静に考えてみたら、「1回休み」の分が

残り11カ月で取り戻される感じ。

実際に12で割るのと11で割るので

計算してみてください。

 

7月から「増税」のように感じてしまう方も

ひょっとしたらいるかもしれません・・・・。

 

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