定額減税 その2
ではまず「基本のキ」から。
もう新聞、テレビなどで何度か言われてきていると
思います。
所得税の定額減税3万円
住民税の定額減税1万円
合計4万円ですね。
でもこの表よく見てください。
所得税は令和6年分の所得税から減額
するのに対して
住民税は令和6年度(令和5年分)から減額
なのですね。
分かりにくい点はコレです。
住民税の計算は、今年から計算されるのではなくて
昨年の所得税から計算されるのです。
つまり1年ずれるからややこしいのですね。
実はもう今年の、つまり昨年度の実績から
踏まえた住民税は計算されているのですね。
各会社の経理担当にはもう通知が
来ているのですね。
因みに、これは「中野区」
です。
中野区に住んでいる方がすべて入っているのですが
すべて「袋とじ」になっていて、経理担当者にも
見えない仕組みなのですね。
だからこれ開けてみないと、定額減税が
あったかどうか分からないのですね。
今年はこれを楽しみにしてください。
「くじ引き」のようですね。
あれば「当たり」みたいなような・・・。
因みに中野区は、左下端に印刷されていました。
ただどこで1万円引かれたの?
よく分からない。
これは多分「定額減税のためのシステム変更」を
最小限にしたからでしょうね。
一度きりの定額減税のためだけに
カネかけたくないでしょうから・・・。
1万円引かれたあとがさらにややこしい。
例年なら、年間の住民税を12で割って
それが毎月給与天引きされるのが、
今年は住民税を11で割って
それを7月から給与天引き。
6月で給与天引きが
「すごろく」で言えば「1回休み」
それが「減税」ということらしい・・・。
冷静に考えてみたら、「1回休み」の分が
残り11カ月で取り戻される感じ。
実際に12で割るのと11で割るので
計算してみてください。
7月から「増税」のように感じてしまう方も
ひょっとしたらいるかもしれません・・・・。
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