ザイム真理教 その2
昨日の「よく分からない表」より
コッチの方が分かりやすいですね。
消費税導入前と現在との比較。
サラリーマンの方なら、ご自分の給料明細を
まじまじと眺めてください。
一般の勤労世帯の家計ですね。
まず世帯収入が474万円から533万円と
「12.5%」増えているそうです。
でも申し訳ないですが、33年前ですよ。
33年経ってもサラリーマンの給料は
たかだか1割ちょっとしか増えていないのです。
「失われた30年」
と言われる理由がまずココにありますね。
アメリカの年収は30年間、でいくら増えたのでしょうか?
あと前にもやりましたが、33年間で株式市場が
何倍になったのでしょうか・・・・。
まあここで「突っ込ん」でしまったら先に進めないので
もう少しよく見てください。
税金はどうなったのか?
直接税が結構増えているのですが、
何より社会保険料が倍になっているのですね。
さらに消費税の32万円の支出が大きいですね。
実質手取りが減っていることを示しています。
年収533万円の方が、消費税年間32万円も
支払っていることを示していますが
ところで32万円はどういう計算式なのでしょうか?
生活費等の支出が仮に400万円あって、
そのすべてが食料品だとしたら軽減税率の8%で
ちょうど32万円ですが、
年収533万円の方が生活費を400万も払わないでしょうし、
アパート暮らしならアパート代は非課税だから
そんなにかからないでしょうし・・・。
住居費に200万円かけたらそんなには
消費税払わないでしょう。
ここは正直よく分からいところです。
ただここで筆者が言いたいのは
「日本経済が成長できなくなった最大の理由は
『急激な増税と社会保険料アップで手取り収入が
減ってしまったから』
であると主張しているのです・・・。
これに対して世の中はいろいろ言い訳をしていますね。
「日本企業がイノベーションを怠ったからだ」
「終身雇用・年功序列処遇が時代に合わなくなったからだ」
「企業が雇用を守るために賃金を抑え込んだからさ」
これも皆当たっているように思えるのですが、
増税と社会保険料アップが最大の理由だと・・・。
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