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2024年5月 8日 (水)

ザイム真理教 その1

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先日「書いてはいけない」をアップしましたからね。

この本について触れざるをえません。

 

真面目に何度も読み返してみました。

個人的には結構ショッキングな本でした。

 

最初にお断りしておきますが、税理士である以上、

財務省や国税庁をディスする訳にはいきません。

ましてやカルト宗教とまで書くわけにもいかないのです。

(書いていますが・・・)

ただ、前著でがんになっても死を賭して、

森永さんが書いている覚悟を感じましたからね。

森永さんのおっしゃる説を真面目に考えてみようと

思った次第です。

 

ジャニーズ問題や日航機123便問題と同様に

なぜこのことに触れてはいけないのか。

それを考えてみることも、やはり税の専門家としても

必要なのではないかと思った次第です。

 

この本は昨年発売された本ですが、

「書いてはいけない」の大ヒットの効果か

またベストセラーにもなっている訳で、

この問題は国民全体にとっても関心事のようですから。

 

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まず客観的なデータから論じたいと思います。

この表まじまじと見ました。

「こんなに増税になっていたのか・・・」

この表の意味を分かるのは昔の税制をよく知っている

私の世代以上の税理士くらいでしょうか。

 

著者が意図的に切り取った時代背景です。

1988年(昭和63年)ですね。

 

まさにバブル絶頂期。

翌年1989年4月に私は野村證券の子会社に

出向した時なのですね。

ただ世の中的には大改革が行われた年です。

お分かりですね。

1989年4月1日。

消費税が導入されたのです・・・。

 

その3年後の1992年私は野村證券を退職して

「税理士となって中小企業を育てよう!」

税理士を目指しました。

 

 

「これからは間接税の時代だ。

消費税を勉強しよう!」

本当に思いました。

 

しかしこの消費税が問題だったと

森永さんは指摘しています。

 

バブル崩壊後

「失われた30年」

をよく言われます。

 

この消費税が問題だった・・・。

この事実はにわかに信じがたく

何度も読み返した次第です・・・。

 

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