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2024年2月22日 (木)

暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ! その2

Nisa

 

ここでお断りしておきますが、

やはり相場の世界ですので、

「いまは相場は天井です」

とか逆に

「まだまだ上がります」

断定的なことは言えないでしょう。

 

初めて書きますが、澤上氏は個人的には私が、

某野村證券にいることから存じ上げていました。

私の上司に、澤上氏を信奉する熱心な信者が

いたからです。

間違いなく日本で指折りのファンドマネージャー

なのでしょう。

だからと言って

「さわかみファンドで資産形成しましょう」

とまでは書きません。

 

私も経済学者でもないので、この本の指摘するような

大暴落につながるような状況にあるかどうかさえ

検証もできません。

 

でも澤上氏の指摘することはある程度正しいのでは

と思っております。

 

これが新NISAです。

毎日のようにテレビで取り上げられているので

ご存じでしょう。

 

新NISAを薦めているのは、リーマンショックも知らない

金融機関に勤めている若手社員です。

暴落の恐怖体験さえ味わったことが

ないのです。

 

Photo_20240222092501

 (金融庁サイトより)

 

新NISAで何が問題かというと、

「一人一口座」です。

 

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を

別々の金融機関で利用することはできないのです。

 

ですので、各金融機関の若手行員は

この新NISA口座の開設競争をしているのです。

 

「お得です。非課税です。」

 

「長期分散投資だから安全です。」

 

素人のようなセールストークで・・・。

銀行の行員は「口座獲得のノルマ」に追われ

今の相場の状況や将来のことまで考えては

いないのでしょう。

私自身感じていましたが、

 

「証券会社で顧客の損益まで管理していたら

すべての社員がうつになる」

 

本当にそうもいます。

ある意味、相場の世界だと割り切らないと

証券ビジネスはできないのです。

 

澤上氏もそのあたりかなり冷静に書いていました。

 

「投資家顧客との間では、長いお付き合いができるか

どうかの信頼関係は二の次だ。

それより、儲けてもらえば商売は続く。

損させたら別の客にアタックすればいいと、

きわめてドライである。」

 

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