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2024年2月13日 (火)

実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話 その5

2012年くらいから相模屋食料は変革します。

規模の拡大と利益の拡大を捨てるのですね。

 

「『利益率』から『面白さ』への転換」

 

冒頭にご紹介した「ザクとうふ」がまさにその商品。

これは社長のもつ危機感の表れなのでしょうね。

 

豆腐業界の常識として

「豆腐は皆味が一緒」と考えられてきたわけです。

ですから味で差別化できない。

差別化できないと、待っているのは「価格競争」。

それに勝つために、41億円も投資して

世界初のロボットによる豆腐製造を始めたのですね。

 

でもそれだとこれも申し上げた通り

150億円どまりだったのでしょう。

そのためにも味への追及。

 

しかし、試行錯誤しながら次への布石も打っていたのですね。

ここがまたこの本の大変参考になるところ。

 

Ma  

 

相模屋食料は「再建屋」として有名な企業なのですね。

これは新聞の記事から10社ですが

あともう1社。

2023年9月に「丸福食品」(大阪)の合計11社。

 

いわゆる債務超過の会社の救済MAなのですね。

見事に黒字化しているそうです。

 

デイリートップ東日本、5年後の2017年度

秀水は3年後の2017年度

日本ビーンズは5年後の2022年度

 

見事黒字化ですね。

驚くのは、2018年に買収した匠屋は

わずか1年後の2019年度には黒字化。

京都タンパクにしたら2019年に買収して

その2019年度には即黒字化。

 

これはまさに「再建屋」なのですね・・・。

 

経営者が変わるといとも簡単に黒字化できるのか・・・。

これ驚きませんか?

経営に悩んでいる社長さんはぜひこの本を

読んでください・・・。

 

この本読んで納得しました。

ハッキリ書きます。

「あなたが悪いから赤字なのです・・・」

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