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2024年2月16日 (金)

実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話 その8

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このビヨンドとうふをぜひ味わってください。

あまりの美味しさにびっくりするでしょう・・・。

とうふのお話は実に楽しいですね。

いつまでも続けたいのですが、確定申告も始まって

しまったので、そろそろまとめましょうか。

 

この本で税理士として大いに学んだこと。

「会社経営の数字に対する見方」

非常に勉強になりました。

 

会社が傾きかけると、

「現場に数字だけが降ってくる」

のだそうです。

顧問税理士だけでないですね。コンサルタントとか

銀行が

「生産効率がどうしたか、ロス率がどうしただとか、

歩留まりがどうしたとか」

いろいろ言いますね。

税理士してもこれは耳が痛いお話ですが

 

「PLとBSを持ってきて、これがこうでこうで

このコストがこうなっているから、

もっと切り詰めて利益率をあげなければ

ダメなんなんだ」

 

だから前にも書きましたように

味なんかどうでもいい「白い塊」を作るように

なる・・・。

 

再建中の会社に対してでは本社なんか絶対行かないで

鳥越社長は工場しかいかないのです。

 

「かつてその会社がやっていたはずの、

正しいこと、お客さまに喜ばれていたことをやろう、

やらないほうがいいと思っていたことは全部やめよう。」

 

これが再建の基本なのだそうです。

 

「ウチは工場にも営業にも損益責任を持たせません」

これは驚きますね。

特に工場に対して数字を要求することは駄目なのですね。

 

 

「売上の予測、コストにロス率とかでがんじがらめ

そういう組織では『新製品なんかリスクかたまり』

 

だからこそ美味しいとうふをつくらなくなるのですね。

営業もそうです。

「前年比で評価すると人は出し惜しみをする」

よく分かっていますね。

 

ただ数字で評価しないと、社員のモチベーションを

どう保つかというところが、社長の最大の手腕なのだと

本当に思いますね。

 

権限と責任はすべて社長に集中するのですね。

これは大企業には絶対真似のできない、

中小企業のあるべき姿なのでしょう。

凡人の社長が組織をマネジメントすると、

数字で管理する仕組みを作りたがりますからね。

 

なかなか勉強になりました。

一回りも下の後輩ですが

感服しました。

ありがとうございました。

 

(がんばれ! ガンダム社長! おしまい)

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