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2024年2月 8日 (木)

実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話 その3

Photo_20240208111001

 

 

相模屋食料の快進撃のお話をこれから深堀して

いきますが、まず本社工場のご紹介。

 

群馬県の県庁所在地前橋市。

その前橋駅からなんと!タクシーで20分の

ところに本社工場があります。

 

前橋と聞くと懐かしくなるのですね。

1984年に野村證券高崎市に赴任した私は

自転車を自ら買って前橋へは毎日のように

通ったのですね。

高崎駅前から前橋市内まで自転車で30分くらいでしたが、

そこから自転車でぐるぐる回りました。

今でも前橋市や高崎市なら地図なしでも

回れるくらい・・・。この相模屋食料のある場所には

行ったことなかった・・・。

そんな田舎です・・・(大変失礼!)

工場の近くに上毛電鉄が走っていて、ここに大胡という駅があり

かつて大栄信用金庫の本社があり、ここを入社3年目に担当して

毎日のように車で通いました・・・。

 

この中に第三工場がありますね。

これが稼働したのが2006年。

売上がようやく30億円の大台に乗った頃です。

投資額が41億円!!

 

これ聞いて驚きますね。

普通の銀行ならまず貸しませんね。

地銀って書いてありましたが、

たぶん群馬銀行でしょう。

群馬県では「群銀(ぐんぎん)」抜きには商売できませんから。

 

単独の銀行では融資できなかったから

「協調融資」

他の銀行と組んだのでしょうね。

 

Photo_20240208111101

 

「産業用ロボットを導入して時間当たりの生産数を

通常の4~5倍へ」

 

何と!一時間にとうふ8000丁もできるのですね。

 

この写真で分かりますか?

ベルトを流れる豆腐に、産業用ロボットが

上からパックをかぶせるのです。

豆腐では通常水中でパッキングをするのが

ロボットのおかげで高速で、熱いままで

パックできるので賞味期限も長くなるそうです。

 

豆腐の賞味期限が5日だったのが

3倍の15日までに。

これは革命的なことだったのでしょう。

 

「豆腐屋は県境を越えられない」

 

とまで今まで言われていたのが、この常識を打ち破り

他県まで出荷できるようになったのです・・・。

 

これもまさにイノベーション!!

 

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