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2024年1月23日 (火)

日本製鉄の転生 巨艦はいかに蘇ったか その1

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今年最初の書評ですね。

巳年最初のお勧め本はスケールデカクいきましょう!

売上高6兆円企業のお話・・・。

 

最初にお断りしていきますが、

以前ユニクロを取り上げた時に思ったのですが、

「大企業の話なんて熱く語っても、中小企業経営者には

響かないのかな・・・」

これ真面目に感じたのですね。

 

でもこの本は参考になりますね。

あとで出てきますが、

「このインフレに戦う姿勢は日本製鉄に学べ!」

これですね。

 

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ではまず日本製鉄の解説から。

 

八幡製鉄と富士製鉄が統合されて

「新日本製鉄」

が1970年にできましたね。

まあ、私の世代なら「新日鉄」といった方が

通りがいいですね。

 

それが今から12年前の2012年に

住友金属工業と合併して「新日鉄住金」に。

さらに日新製鋼と統合して、2019年から

日本製鉄に・・・。

 

こんな感じですね。

統合は繰り返したものの業績は良くなかった。

そもそも業績が良くないから統合を繰り返したのでしょう。

 

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日本製鉄になったあと売上高は5兆円もあるものの、

最終損益は芳しくなく、2020年には

4300億円もの巨額損失・・・。

 

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その赤字体質の巨艦を建て直したのがこの方、

橋本英二氏。

今回の主人公ですね。

 

日本製鉄になったと同時に社長に担ぎ上げられて

この題名の通り、日本製鉄を蘇らせるために

奔走します。

 

まず日本製鉄を揶揄する言葉。

これこそそれまでの日本製鉄を表しています。

 

「計画一流、実行二流、言い訳超一流」

「とにかく石橋をたたいて渡る」

「渡るか渡らないのかの決断も遅い」

「決まっても実行ができない」

 

やはり、中小企業経営者に関係ないことないですね。

 

「計画一流、実行二流、言い訳超一流」

 

そんな中小経営者たくさんいるのではないでしょうか・・・。(失礼!)

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