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2023年12月14日 (木)

この保険、解約してもいいですか? その4

まず国の健康保険では

「医療費はそれほどかからない仕組み」

ですよね。

現役世代で自己負担は3割まで。

70歳以上は原則2割。

75歳以上では1割。

 

それに大事なのは「高額療養費制度」があり、

押さえられているのですね。

これは絶対に知っておかなければならない点です。

 

仮に1ヵ月の医療費が100万円かかったとしても

100万円全額払わなくていいのです。

 

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70歳未満のいわゆる「現役世代」の場合、

年収600万円の平均的なサラリーマンだと

すると、自己負担額は8万7430円まで。

 

まあ貯蓄があれば何とかなる金額ですね。

 

17png

 

70歳以上の場合はどうか。

これも年収があれば上限額が同様に設けられていますが

70歳以上で収入があるというのは

少ないでしょう。

年金暮らしとなり、もし収入が無かったら8000円なのですね。

私も95歳になる母親がおりますが、

医療費何てほとんどかかりません・・・。

 

この表見ると安心するのではないでしょうか。

 

あとこれも知ってほしいのですが

「多数回該当」

という欄が右側にありますね。

「過去12か月以内に3回以上、限度額に達した場合、

『多数回該当』となってさらに限度額が下がる」

こんな仕組みがあるのです。

 

民間の医療保険では1回につき60日~360日、

通算で1000日という縛りがあるのですね。

保険会社が損しないような仕組みです。

 

18png

 

さらにこの表。

そもそも民間の医療保険には加入条件があるのです。

健康でなければ入れないのです。

持病があっても加入できる保険はあることはありますが、

保険料はかなり割高になります。

 

それに対して

「国の医療保険は誰でも加入できるし、

持病があっても入れる医療保険」

なのですね。

  

「最強の終身医療保険に加入済み」

という意味がこれでお分かりになりましたか?

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