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2023年11月 8日 (水)

14歳のときに教えてほしかった起業家という冒険 その2

 絶望のどん底の中で、

「自分の力で生きていかなければならない」

と悟ります。

高校生らしくバスケットボールに打ちこみながら

読書に興味を持ちます。

そこで実兄の成田悠輔氏の影響。

難解な書物36冊の書物を勧められます。

大西巨人「精神の氷点」

小島信夫「抱擁家族」

田口賢司「ラブリィ」・・・

 

全部書きませんが、驚きます。

自分の高校生の時にこんな本を読んだことが

ありません・・・。

 

ここで思考の幅が広がったのですね。

 

「学校で教わっていることは社会のほんの一部であり、

実社会には理解することがあまりにも難しい

広大な課題や考えが広がっている」

 

これを悟ります。

並の高校生ではないですね。

 

こんなに優秀な高校生ですから当然ですが

東大を受験。

だけど残念ながら「合格点に点足らず」不合格。

私は東大を受けたことないので分からないですが、

「あなたは合格点に2点足りませんでした・・・」

という通知が来るのですかね。

 

それでも現役で慶応経済学部には合格。

さすが優秀ですね。

でも本当だったら、来年また東大を受けようと

受験しても当然ですね。

「2点差ですから・・・」

 

Photo_20231108101701

 

私の世代なら「東大一直線」

こんなマンガも人気でした。

兄悠輔氏も麻布高校から一浪して東大。

麻布高校あたりにいくと東大行かないと

カッコ悪いのでしょうね・・・。

彼の母校の城北高校だって進学校ですから。

 

「浪人してまた1年を受験勉強に費やすよりは、

早く人生を前に進めて、ビジネスを学び、

起業にチャレンジした方が合理的で妥当だ」

 

そう考えたのですね。

ここは高校生によく読んで欲しい箇所ですね。

 

ここでも兄のアドバイス。

冊の本を勧められます。

 

__20231108101701

 

大前研一著「企業参謀」

 

__20231108101702 

保田隆明著「企業ファイナンス入門講座」

 

この本により

「ビジネス道に進んで、いつか起業する」

そう決意するのです。

 

すいません。

私もこの本読んだことありません・・・。

ここでまた重要なアドバイス。

 

「これからの時代はIT・ファイナンス・

起業家精神のかけ算が重要になる」

「やりたいことと、お金の交差点を探せ」

 

すばらしいお兄さんですね。

 

間違っても

「一浪してでも俺のように東大に入れ!」

とは言わなかったのです・・・。

ただ経済的な事情で、塾にも行けなかったのですから

浪人している金銭的な余裕もなかったのでしょう。

 

「奨学金を得て進学した・・・」

 

ここも泣けてきます・・・。

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