14歳のときに教えてほしかった起業家という冒険 その3
就職活動して内定をもらったのが
リクルートとアクセンチュア。
やはり優秀ですね。
彼のキャリアならリクルートが最適だったのでしょうね。
独立や起業にチャレンジする企業文化がありますからね。
以前この会社は徹底的に勉強しましたね。
でも選んだのはまさにベンチャー企業。
当時できたばかりの「クラウドワークス」。
それの4人目の社員。
今では日本最大のクラウドソーシングの会社ですね。
しかもまだ大学4年生の身でありながら
執行役員。
役員と言っても実際は4人だけですからね。
2012年3月にサービスをスタート。
東日本大震災の直後ですね。
でも
「多くの人が働き方や住む場所を考え直していて、
フリーランスになる人やリモートワークが増えつつあり、
オンラインでの仕事を受注したいというニーズが
急速に高まっていた」
のですね。
実に良いところを目を付けたのです。
創業者吉田浩一郎氏をまじかに見ながら
執行役員として起業家としての基本姿勢を学ぶのですね。
22歳の若造に
「事業総括責任者」として現場を動かすことを
任されたのです。
具体的には「事業を伸ばすためのアイデアを固め、
実行し続けること」なのです。
スタートアップ企業というのは、裏を返せば
何もないのですね。
ということは「やるべきことが無数にある」と
いうこといなのです。
でもここで疑問に思いませんか。
「人と違って学生時代から社会経験をしてきた。
でもそうは言っても、まだ22歳の若造でしょ。
何も経験ないではないか・・・」
我々オジサンから見たら当然そう思うのでしょうね。
22歳で執行役員などできる訳ないでしょと。
これは正直に書いてありました。
「僕は万能ではないので、できないことは
当然たくさんあります。
だから『外部の専門家に頼りつつ、一緒に学ばせてもらう』
という方法をとりました。」
入社してわずか2年。2014年に取締役COO(最高執行責任者)に。
その年末にマザーズに上場してしまうのですね。
4か月後の2015年4月には取締役副社長に
なります。
わずか25歳です・・・。
驚きですね。
「ホントかよ・・・」
疑い深い私は思わずEDINETで確認して
しまいました。
まさに「ナンバー2」です。
吉田氏が15歳も年下の学生を引き上げ、
期待し経営の一翼を担わせてくれたのは事実です。
2022年クラウドワークスは売上高100億円。
営業利益10億円。従業員は450人の規模に。
でも2022年12月の株主総会で
退任してしまいます・・・。
「ここからあえて自分でリスクを背負ってでも
新たなチャレンジをしなければ自分の人生を
生きたことにならない」
何だかオジサンは感動してしまいました・・・。
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