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2023年10月 2日 (月)

本能スイッチ その4

Photo_20231001160401

 

アナログ化型

 

「デジタル体験にあえてアナログな

手ごたえを取り戻す本能スイッチ」

 

 

これ見るとすぐ分かりますね。

 

スマートフォンで写真を撮るとき

カシャッという「シャッター音」。

 

もともと盗撮予防のためとも言われますが、

あえて「瞬間を切り取っている」という

撮影実感のために残しているのです。

 

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電子書籍でよく本をよく読むようになりましたが

この「ぺらりアニメーション」も

なかなかいいですね。

これないと、ページを移動したときに、

パッと見て前に進んだか後ろに戻ったか

分からなくなりますからね。

 

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セレモニー型

「過去に快感を覚えた儀式の手順を

そのまま活用した本能スイッチ」

 

デジタルカメラでもう一度説明しましょう。

「ファインダー」

がありますね。

スマホで撮影する感じで、液晶ディスプレーを見れば

分かるのに、あえてファインダーという機能を

残しているのですね。

ファインダーを覗くことで、

「撮影モードになる」というところが

いいみたいです。

 

Photo_20231001160404

 

ヨガ教室で必ず最後にする「ナマステ」。

本場感を演出するものですね。

 

以上5つの本能スイッチをご紹介してみました。

実際には、この組み合わせで販売促進をしている

ようです。

 

では具体的にアサヒビールの新商品で。

 

Photo_20231001160405

 

 

あえて黒い

パッケージ。

これがコンフォート型の本能スイッチ。

アルコール分0.5%というのに

「本格的なうまさ」

ということをアピールするため。

 

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でもあえてビールっぽいデザイン。

これはセレモニー型。

 

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アルコール分0.5%なのに

「強いのどごし」

これはミント型。

どうでしょう。

アサヒBEERY(ビアリー)でも

飲みながら実感してください。

 

博報堂の最先端の商品開発をしている方は

こんなこと考えているのですね・・・。

 

なかなか勉強になりました。

 

 

(がんばれ!博報堂シリーズ おしまい)

 

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