本能スイッチ その2
本能スイッチには5つの型があります。
この表を見ただけでは分からないですね。
具体的に商品見ていただいた方が分かりやすいでしょう。
まず最初「ミント型」とは
「強い刺激があると実際の効果以上に感じる
本能スイッチ」
歯磨き粉の「ミント味」からきます。
磨くたびに口全体にスース―感が広がりますね。
それが非常に効果的だというのです。
具体的には「ブルーレット」
「青い水」ですね。
この「青」がいいのです。
青という色は、色彩心理的に爽やかさ、
涼しさを感じさせますね。
今までの不快なトイレ空間を快適な場所に
進化させたのですね。
ヒットした理由が「青」です。
もう一つ「色彩心理学」
ファミチキですね。
これは「赤色×黄色のデザイン」
赤色は刺激や食欲、空腹感を引き起こし、
黄色は幸福感、親愛感を生み出すそうです。
ファミチキにとどまらず、ファーストフードの
店のロゴデザインもこの赤色×黄色が
多いそうです。
次に「コンフォート型」
気持ちよさを感じてつい続けたくなる
本能スイッチ
これは何となく分かりますね。
気持ちいから続けるのでしょう。
例えば「スカルプヘアブラシ」
「他人の手」のような感覚で大ヒット。
高級車のドアの音。「ドスンっ」とういう音。
昔(若い頃)カッコつけて外車に乗っていた時期が
ありましたが、確かにドアの閉まる音は気持ちいい。
あれは安い国産車にはないものですね。
ここは一番勉強になりました。
Facebookの「いいね!」ボタン。
筆者はこれこそ「innovation」だと言っています。
Facebookが一般に公開されたのが2006年。
一気に世の中を席巻。
そのキーになったのが「いいね!」ボタン。
確かに「いいね!」をもらうと気持ちいいです。
SNSになぜアップするかというと「承認欲求」。
これをこのボタンが満たしてくれます。
一方で反応する側も、コメントを残すにはちょっと面倒。
そんな中ワンクリックで反応を残せる「いいね!」ボタン。
ですからFacebook以外のSNSの標準機能に
なりました。
「なるほど!」
本当に思いました。
SNSという文化をここまで広げる一因が
一つのボタンだったということ・・・。
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