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2023年8月24日 (木)

堀江貴文のChatGPT大全 その5

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山本正喜氏。

ご存じChatwork株式会社の代表取締役CEOですね。

 

Chatwork」ってご存じでしょうか。

「ビジネス版LINE」と言われて久しいですね。

まだ設立されて20年も経っていないベンチャー企業。

 

ついEDINETで調べてしまいました。

2004年11月に有限会社ECstudioがその前身。

ビジネスチャット「Chatwork」をリリースしたのが

あの3.11があった2011年3月。

翌年Chatwork株式会社に社名変更。

その後すぐKDDIと業務提携。

 

2019年9月に東証マザーズに上場。

第19期2022年12月決算で

売上高45億9317万円

従業員314名。

 

何といってもChatworkというくらいですから

Chatの専門家」

ですからね。

Chatという言葉も定着していない20年前から

Chatでもビジネスをしてきたのです。

このプロがこのChatGPTをどう使っていくのか

非常に興味がありました。

 

まずこの山本社長がChatGPT をどう使っているのでしょう。

 

「スピーチ原稿などを作成する際にも、

僕の会社のミッションやビジョンといった要素を

含めてかなり具体的な情報をChatGPTに投入して

います。

その方がいい出力ができますね。」

 

「過去に書いたスピーチのスクリプトがあれば

それを投入し、それを参考に同じようなスピーチ

玄呼応を作成してもらうこともあります。」

 

なかなか曝露ネタですね。

今の社長さんならこれは使えますね・・・。

 

 

問題のChatビジネスについては、

今後どう取り組んでいくのでしょうか?

 

Chatworkのチャットデータはとても価値ある情報と

ノイズのデータが混ざっていて、会話としては便利ですが、

後で見返すと情報収集の効率の悪いところがあります。」

 

それはそうですね。Chatとはそもそも雑談ですからね。

雑談の中からビジネスのヒントが見つかりますから。

 

でも恐ろしいことを考えていました。

 

ChatGPTのようなモデルに過去のChatworkのデータを

食わせてその会社独自にファインチューニングすることで、

高度なパーソナル検索エンジンのようなことを作ることも

考えられます。」

 

 

「データを食わす」

 

という表現が非常に気になりました。

 

雑談も含めすべてのデータChatGPTに情報として

流すことなのですね。

これはある意味恐ろしいことではないでしょうか。

そのあたり技術的なことは分かりませんが、

Chatの専門家としては考えているようです・・・。

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