堀江貴文のChatGPT大全 その6
最後は荒木賢二郎氏。
この本の実質の著者なのでしょうね。
読んでいて分かりましたが、ホリエモンは
自分の著作は一切書いていないのですね。
すべてゴーストライターが書かせているだけと
正直に吐露していますから。
1980年生まれ。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の代表。
ChatGPTや生成AI関連の研修・コンサル事業を
起ち上げ中ということですから、
その営業のためにこの本を書いたのでしょう。
写真見るとなんとなくホリエモンと似ていて
まるで兄弟のような・・・(失礼!)
興味があったのは
「ChatGPTにはプラグインという拡張機能を
入れることができる。それがどんどん進化している」
「へ~」
というところですね。
「PDFをChatGPTに読み込ませて
その内容をChatGPTに理解させることが可能」
これはすごいですね。
「会社の膨大な資料を読み込ませることが可能」
それはそうでしょうね。
ただその情報の正確性でしょう。
気になった記述は
「〇〇に関する研究論文のうちアメリカで著名なものを
3つ探して、それぞれ内容を要約して」
この内容のプロンプトを入れるだけで
ChatGPTはインターネット上の情報から、
それっぽい英語の論文を探して、
日本語で要約して表示してくれます。」
もう研究者はいらなくなりますね。
ただ
「情報の正確性は不明なので、8割くらいあっていれば
いいと割り切って使う」
これ読むと恐ろしいと思いませんか。
不明確な情報が今後ChatGPTにより
大量に出回ることも示唆しているのですから。
いろいろ提示していますが、
肝心のところは詳細に説明しないで、
「あとは実際に研修を受けてください」
ということなのでしょう。
ChatGPTのさわりのところばかりでしたが
なかなか勉強になりました。
(ChatGPTシリーズ おしまい)
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