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2023年4月12日 (水)

稲盛和夫 明日からすぐ役立つ15の言葉 その6

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(WBC準決勝メキシコ戦)

 

「一流の経営者は積極的な怖がりでなければならない」

 

お分かりになりましたか?

でもここで非常に大事なことも

触れておかないといけないのですね。

 

たぶんここも栗山監督は300回くらい?

読み返したはずです。

 

「リーダーは怖くても怖いそぶりを

見せてはならない」

 

WBC後に、栗山監督がテレビで言っていましたね。

 

「日本中で注目されているのですから、

試合の前の日は、あれこれ考えて寝れませんでした」

 「最悪の事態を想定し、怖がり、万全の準備を

する必要があるのです」から。

 

ただ本当に怖かったと思います。

 

「負けたらどうしよう?」

 

そう思っても当然でしょうから。

 

でも一たび試合が始まれば、

弱気の顔はリーダーとしては不適格なのですね。

 

たぶん栗山監督が何度も読み返したであろう箇所

 

「優れた格闘家は怖くなっても、ひとたび試合が始まれば、

そのような様子はみじんも見せない。

たとえ強いパンチを浴びても、

何事もなかったように格闘を続ける」

 

WBCの準決勝日本対メキシコ戦を覚えていますか?

たぶん私の生涯見た野球のなかでベストゲームでしょう。

 

先発の佐々木朗希選手が4回にスリーランを

打たれましたね。

 

ここで栗山監督は悔しい顔もまったく見せずに

何事もなかったようなそぶりでしたね。

内心は

 

「先制された!どうしよう?」

 

目の前のバケツでもけりたかったのでしょうね・・・。

 

でもそれをぐっとこらえたのです。

リーダーとしの心得ですね。

 

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それが7回の吉田選手の同点スリーランをよび、

そして最後は村上選手の逆転サヨナラにつながったのでしょう。

 

一方で稲盛さんはJALを再生したことで有名ですね。

誰もが失敗すると思ったプロジェクトです。

「稲盛さんは不安で不安で仕方なかったはず」

と一番近くで見ていた大田氏は暴露しています。

 

でも

「不安感は一度たりとも顔を出すことはなかった」

そうです。逆に

 

「JALの再建は必ず成功する」

と常に話していたのです。

 

栗山監督も同じです。どのような状況下でも

「日本は必ず優勝する」

という顔をしていたのでしょう・・・。

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