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2023年4月 7日 (金)

稲盛和夫 明日からすぐ役立つ15の言葉 その4

 

「過去を否定しては、ダメなんだ。

それでは誰もついてこない」

 

この言葉はまさにリーダー論なのでしょうね。

 

ビジネスでは

「新しい職場で、新任のリーダーは、組織を

より良くしようとするあまり、ついつい過去の

問題点を列挙してしまうものだ。

ただ、それでは前任者の過去を否定しまうことになる。

他人の過去は否定してはならないんだ。

そんなことをしていては、新しい職場の人は

誰もついてこない」

 

この言葉を噛みしめた方がいるのですね。

冒頭で申し上げた栗山監督ですね。

 

0407-094925

 

WBCの全5回の成績ですね。

第1回と第回の優勝はまず当然でしょうね。

出場国数は16か国しなないし、最強国のアメリカが

本気で選手を送り込んでいませんからね。

 

 

20230407-095555

 

でも今回のWBCの戦前から繰り返しでていた映像。

第2回の韓国との優勝決定戦。

ダルビッシュが

「キレキレのスライダー」で

三振で優勝でしたね。

 

その前のイチロー選手の決勝タイムリーヒットは

誰でも覚えているシーンです。

 

第3回と第4回はベスト4どまりでしたね。

 

監督は小久保監督と稲葉監督。

この本を熟読したという栗山監督は、

「なぜベスト4までだったかの?」

などという「犯人捜し」は絶対にやらなかったでしょうね。

 

「それでは前任者(小久保監督と稲葉監督)の過去を

否定しまうことになる。

他人の過去は否定してはならないんだ。

そんなことをしていては、新しいWBCの選手は

誰もついてこない」

 

でも逆に第2回で大活躍したダルビッシュを

あえてキャプテンにはしなかった・・。

理由はもう分かりますね。

前回学びましたね。

 

 

「優勝したのは自分の努力の結果だと驕りが出てしまう」

「いつの間にか、謙虚さを失い、感謝の気持ちをなくし、

自分の能力を過信し、努力もしなくなる」

 

これこそリーダー論。

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