男性中心企業の終焉 その5
(パナソニックグループHPより)
「マミートラック」問題はなぜ解決できないのか?
ここはよく考えていただきたいのですね。
「男は仕事、女は家庭」
という古き固定観念がある社風や、
そもそもそういうことを考えようともしない
「昭和の宇宙人」が経営トップなら、
何も変わらないでしょうね・・・。
「マミートラック」というフレーズともに
今回この本で知ったことは
「アンコンシャス・バイアス」
もう舌を噛みそうなフレーズですけど
「無意識の偏見」
言葉は簡単なのですが、深いですね。
「女性は出産したら・・・」
「男性は長時間労働も転勤もいとわないだろう・・・:
男性への過度な期待、思い込み。
私の年代以上の方は、それが「当たり前」で育ったのですから
「無意識の偏見」
がないはずがないと思いませんか?
「アンコンシャス・バイアス」
が組織に望ましくない影響をもたらしていると
指摘されているのです。
パナソニックグループのトップページを
ご紹介しておきましょう。
「DEI」
というスローガンを掲げていますね。
Diversity : 互いの個性を受け入れ、尊重し、個性に価値を見つけること
Equity : 機会の提供の公平性を追求すること
Inclusion :個性を発揮し、組織として生かし合うこと
これだけ詳しく掲げている企業は少ないですね。
この言葉は、創業者松下幸之助氏の想いでもあると
結論づけています。
それと先ほどご紹介した
「アンコンシャス・バイアス」
もアップされています。
アンコンシャス・バイアス社内アンバサダーが
110人もいるんだそうです。
それが全社員6万人にトレーニングを実施している・・・。
これ驚きませんか・・・。
パナソニックにはきっと
「マミートラック」
なんてものはないのでしょうね・・・。
だんだん書きながら思いつきましたけど、
毎週楽しみに見ている「サンデーモーニング」。
MCは御年79歳の関口宏氏ですね。(失礼!)
私のいう「昭和の宇宙人」そのものですね。
(これこそ偏見かもしれませんが)
「アンコンシャス・バイアス」
は絶対ある方ですね。
そういう発言を接待しないようにスタッフも
ひやひやしているのも間違いないでしょう。
万が一そういうは発言をしたら、
番組打ち切りどころか、スタッフだけでなく、
TBSの社長の首が飛ぶかもしれないですからね・・・。
« 男性中心企業の終焉 その4 | トップページ | 税理士の料理番 その89 »
コメント