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2023年2月15日 (水)

男性中心企業の終焉 その7

このように、役員会に「わきまえている」女性ばかりを出席させて

体裁を整えている企業や組織が増えていると指摘しています。

これを、浜田氏は「ジェンダーウォッシュ企業」と

読んでいるのです。

この本でこの「ジェンダーウォッシュ」というフレーズも

学びました。

真の男女平等を目指していない組織、企業ということなのですね。

 

因みに「SDGsウォッシュ」という言葉もあるそうです。

実態が伴わないのにSDGsに取り組んでいるようにみせかける

ことを指すのですね。

 

こういう「ウォッシュ企業」ばかりの日本に

なってしまったのですね・・・。

 

「ジェンダーウォッシュ」に関して言えば、

「日本で『男女平等』って言いたくないから

『ダイバーシティ』って言葉に置き換えて

ごまかしているのではないかとしばしば思います」

 

多様性(ダイバーシティ)とは耳障りは良いのですけど

男女平等とはまったく意味合いが違うと思いませんか。

 

もちろん、「性別」や「国籍」を問わないことだとは

思いますけど、国際化は大企業のお話ですよね。

こと中小企業に関して言えば、

多様性=男女平等

だと私は思いますけど・・・。

 

 

多様性を受け入れない組織は、同質性の高い組織

ですね。

私がかつていた野村證券は当時業界ナンバーワンでした。

「金太郎あめ」

と言われた軍団でした・・・。

バブル期にはそれが強力な組織となり、野村證券を

急成長させました。

 

でも今は違うのですね。

「同質性の高い組織では」

もっとハッキリ言えば

「男性中心の組織では」

成長が止まるとまで指摘されています。

つまり、イノベーションには異なる価値観の

掛け合わせが必要だから・・・。

 

少子高齢化でモノが売れなくなっていくのです。

共稼ぎが増え、女性の発言権と経済力が増し、

女性は大事なマーケットになってくるのは間違いないのです・・・。

 

多様性を取り入れない企業は

今後間違いなく成長しなくなるのでしょう。

 

 

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