« 男性中心企業の終焉 その8 | トップページ | 青梅マラソン その1 »

2023年2月17日 (金)

男性中心企業の終焉 その9

20230215-082851

 

いろいろ書きたいことはたくさんあるのですが、

熱くなりすぎたのでそろそろまとめましょう。

なかなか勉強になった本でした。

 

浜田さんは私と年齢は歳違いでしたね。

均等法施行後に朝日新聞に入社され、

均等法をまったく理解しない「昭和の宇宙人」と

戦ってきたのですね。

朝日新聞初のアエラ女性編集長になるには、

ご両親をわざわざ郷里の山口県から呼び寄せるしか

なかったそうです。

そういう意味では、ジェンダー格差と最前線で戦ったきた方

なのです。

 

コロナ後でまたこのジェンダー平等の意味合いが

変わってきたと指摘されています。

誰も言っていませんが、いよいよ本格的に導入すべき

第四期になっていると思います。

 

ただ「昭和の宇宙人」がまだまだゾンビのように

生息しているのです・・・。

やはりこの人種を駆逐しない限りは

「アンコンシャ・スバイアス」(無意識の偏見)は

なかなかなくならないのでしょうね。

 

最後に私自身の「アンコンシャス・バイアス」を書きます。

小さいころから「男は仕事。女は家庭。」

と教えられて育った世代。

でも時代背景そのものだったのですね。

 

20230216-082809

 

私の小学生の頃は「巨人の星」がヒーローでした。

 

「試練の道を~♪ 行くが~♪ 男のド根性~♪」

 

小さいころから、

「男だろ!」

と叱咤激励されて育ってきました。

 

「か弱き女性を守るのが男」

 

刷り込まれたのですね。

当時は歌謡曲全盛時代。

 

20230215-082639

 

「男の歌」はいくらでもありました。

 

小学生の頃は水前寺清子が好きでした。

 

ぼろは~♪ 着てても~♪ 心は錦~♪

 

若いときゃ~♪ 二度ない~♪

どんとやれ~♪ 男なら~♪

 

20230215-082929

 

前千葉県知事の森田健作主演の「おれは男だ!」

も夢中で見ましたね。

 

「ウーマンリブ」打倒!というのが主題でした・・・。

「ウーマンリブ」という言葉自体も、

そのうち誰も言わなくなりましたが・・・。

 

高校生になってバスケットボールに熱中したときも

辛い練習の時に

 

「男だろ!」

何度コーチに叱られ、しごかれたか・・・。

 

「アンコンシャス・バイアス」を取り除くのは

この宇宙人たちを皆

ナイアガラの滝にでも打たれるか

東京スカイツリーからバンジージャンプでもしない限り、

簡単には直らないのではとさえ思いました・・・。

 

ただ「ジェンダー格差」がなくならない限り

日本は成長しないのです。

それはよく分かりました。

浜田様ありがとうございました。

 

(がんばれ!均等法世代シリーズ おしまい)

 

« 男性中心企業の終焉 その8 | トップページ | 青梅マラソン その1 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 男性中心企業の終焉 その8 | トップページ | 青梅マラソン その1 »