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2023年2月 6日 (月)

男性中心企業の終焉 その1

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なかなかショッキングなタイトルですね。

もうここまでハッキリ言われる世の中になったのでしょうか。

 

我々世代以上の方々「特に頭の凝り固まった昭和の男性」

にとっては、この本の内容をしっかり理解していただく必要が

きっとあるのでしょう。

 

著者は浜田敬子さん。

聞いてすぐ分かりました。

私が日曜日に毎週見ている「サンデーモーニング」

のコメンテーターですね。

 

元AERA編集長の肩書で有名。

なかなかジャーナリストらしく、小気味よくズバズバ指摘して

好感の持てる方です。

 

20230206-084904

 

写真でお分かりの通り、なかなかおきれいな方です。

簡単に略歴をご紹介すると

1989年 上智大学卒業、朝日新聞に入社。

1989年(平成元年)、あのバブル真っ最中に

入社なのですね。

 

私が1984年(昭和59年)卒ですから、

私の5つ下ですね。

ここ時代背景として重要なのですが、

1985年(昭和60年)に男女雇用機会均等法が制定。(施行は翌年)

つまり、私の世代ではギリギリのところで、

女性の「総合職」と「一般職」のいわゆる「差別」があったのです。

でも浜田さんは5年後ですからね。

「差別のない」バリバリの新聞社の記者としてスタート。

 

その後10年後の1999年にAERA編集部に。

2014年~2016年にはAERA編集長。

その後退社されフリーのジャーナリストとして活躍されています。

 

近年、SDGsの目標に掲げられているように、

「女性活躍や多様性」の議論がされていますね。

 

でも日本はまだまだ最低ランクなのですね。

2022年7月に発表された日本のジェンダーギャップ指数

の順位は、146か国中116位!

 

2019年に121位に急落してから低迷しているのだそうです。

 

浜田さんもAERA時代からこのジェンダーギャップを

永年取材してきたのです。

申し訳ないですが、ご自分自身も感じてきたのでしょうか。

 

まだ「寿退社」という言葉が当たり前で、結婚や出産が即退職を

意味していた時代に辞めていった同世代。

 

就職氷河期で女性の採用が一気に絞られ、

100社回って1社も内定をもらえなかった女子学生。

 

長時間労働の職場で働く夫の働き方を変えることができず、

ワンオペ育児に疲れ果てていく女性。

 

どれほど成果を出しても後輩男性に先を越されていく女性。

 

夫の転勤で退職し、再就職をしようにも正社員として

就職先がなかった女性・・・。

 

 

たくさんの男性中心企業の被害者女性を見てきたからこそ

分かる真実がここにあります・・・。

 

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