未来の年表 業界大変化 その3
先に書いておきます。
人口減少問題を取り上げると
正直暗くなりますね。
具体的に見てくると、業種によっては決定的な未来が
待っているようにも思えてきます。
だからこそ
「過去の成功体験や現状維持バイアスを捨て去るべき」
と、主張しているのでしょう。
前半特定業種の「暗い未来」が書かれております。
製造業の未来も想像できましたね。
例えば、不動産業や、建設業はどうでしょうか。
不動産業や、建設業の経営者の方々は、
「大丈夫。今までは靴底減らして朝から晩まで営業してたら
売れたんだ。
コロナが収束すれば元に戻る。
また一生懸命に頑張ろう!」
「らくだの平和」にあんのんとしている経営者でしょう。
住宅着工件数の未来図に対してどう思うでしょうか。
建設業に従事する方々も高齢化しているのです。
「少子高齢化」を前提に、これでも会社が成長するような
戦略を生み出さざるを得ないのでしょう。
建設業に関して言えば、
「高齢の労働力に頼るくらいなら、外国人労働者を
多く受けいればよい」
という考えの経営者も多いのでしょう。
「外国人労働者の来日に過度に期待し、人手を当て込むことは
かなり危険だ」
そうも書いてありました。
建設業関係者の方々は、現実を見つめ直し、
戦略を考える必要もあるのでしょうね。
ただここで言いたいのは
いろいろ暗い未来を直視することで、逆にチャンスも
生まれてくるということなのです。
冒頭でIT技術者が不足する未来図が描かれていました。
IT人材が今後不足されることは容易に予想されますね。
真っ先に取り上げられていたのが銀行ですね。
「銀行トラブル続出」
これもまだまだ続くのでしょうね。
銀行のシステムトラブルは、
「グダグダ日記」で勉強しましたからね。
メガバンクがATM網を維持するのに年間2兆円も
かかっているそうです。
政府も銀行のためにも
「キャッシュレス化」をより一層進めなければ
ならないのです。
そんな中で、書かれていましたが
「最先端技術を持った」IT技術者が
銀行に就職する訳ないですね。
GAFAなど将来性があり「自分を高く売れる業種」に
行くはずですから。
こうして考えると、銀行の未来は「すこぶる暗い」
のですね。
でもこの本を読んで思うのですが、
「今後こう言う業種はなくなるだろう。
でも逆にこういう分野はどうだろう・・・」
そう思えませんか?
私が若いIT技術者なら、なおさら思いますね。
コッソリ書きます。
銀行とは
「6500万年前の白亜紀に絶滅した恐竜」
のように思えませんか?(スイマセン)
爆発的に増えた恐竜が環境変化により
あっという間に絶滅した・・・。
「2兆円のドブ銭」を毎年払い続けている銀行のためにも
新しい技術で「銀行に置き換わる」キャッシュレス化を
生むことこそ日本を再生する新産業だと・・・。
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