« 未来の年表 業界大変化 その3 | トップページ | フロストバイトレース »

2023年1月20日 (金)

未来の年表 業界大変化 その4

医療業界は2030年頃には「患者不足に陥る」

 ちょっと驚きませんか。

職業としてみた医者はいつの時代でも人気業種ですね。

昨日発表された「東京化学大学」の医学部こそ

医学部受験生の憧れの大学になるはずですね。

 

でもこれから果たして医者になることが幸せなのかどうか。

 

統計的に考えれば、来年の2024年までに

人口ボリュームの大きい「団塊の世代」が75歳に

なることに伴い、大病を患う人が増えるようです。

 

よってここ7,8年は安泰なのでしょう。

20230120-110152

 

このグラフから

それが2030年頃から「患者不足」に陥って

いくのですね。

ということは、今医学部に入学して6年頑張って

8年後に医者になっても本当に幸せなのかどうか・・・。

 

2009年から政府は国民の高齢化によって

患者が増えるということで医学部の入学定員を

増やしてきたのです。

それで毎年3500人から4000人の医者が

誕生してきているのです。

少子高齢化の将来を考えたら、このまま医者を

増やし続けていのだろうかと疑問を

感じますね。

 

特に地方では「患者不足」になるというのは

うなずけますね。

そうなると人口の多い東京圏に出てくるとなると

ますます首都圏は激戦になることも予想されます。

 

さらに「開業医は儲かるという神話の崩壊」

 

こでもちょっと暗くなるお話ですね。

2040年頃に予想されること。

 

就職氷河期世代が65歳以上となってきますが

老後資金を貯め切れていない高齢者が激増してしまうのです。

言い方キツイですが、

「貧しき高齢者」

が増えていくことで医療サービスを受ける人が

減るだろう・・・。

 

今後は医者もいろいろ考えていかなければならないのですね。

医者だけではないはずですね。

こういう観点からそれぞれのマーケットを

考えておくべきなのでしょう。

 

20230120-110044

 

一方で、寺院業界。

少子高齢化ということは「多死社会」であることなのですが

寺院消滅が起きるであろうと。

 

「檀家が減っている」

 

というのはよく聞くお話ですね。

特に地方では顕著らしいです。

 

檀家の数が80軒を割ると廃寺に

なっていくのだそうです。

 

昔は

「坊主丸儲け」

という言葉があって、儲かる職業と言われましたが

少子高齢化でお坊さんも大変なのですね・・・。

 

同様に「多死社会」において葬儀業界も

厳しいようです。

 

このコロナ禍で「家族葬」がかなり広まりましたね。

そもそも職場の人間関係も変質したのです。

「生前の故人とは全く交流がないにもかかわらず

勤務先の身内というだけで参列したり、部署ごとに

香典を集めたりということが当然のように

行われていた・・・」

 

本当にそう思いますね。

まったく関係のないのになぜか葬儀だけは

参列していましたから・・・。

 

20230120-111921

 

しかし、身内だけの家族葬どころか、宗教儀式を行わず

火葬する「直葬」というのも増えているそうです・・・。

« 未来の年表 業界大変化 その3 | トップページ | フロストバイトレース »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 未来の年表 業界大変化 その3 | トップページ | フロストバイトレース »