未来の年表 業界大変化 その5
日本の「暗い未来」を、もう少し「あえて」見ておきましょう。
このまま人口減少が進めば、
当然起こってくるのでしょうから。
2045年には地方公務員不足になる!
これも驚きませんか?
住民数が減っていくのだから、地方公務員数が
少なくなっても業務に差し支えないと思いますよね。
ところが、そうではないようです。
「過疎地」と言われるところでも、住民がいなくなる
わけでもないので、これまでと同規模の職員数が
必要とされるからです。
特に「平成の大合併」を経て、地方の小規模の自治体には
広大な過疎地を抱えることになったこともその原因です。
ということは、過疎が進み、当然税収は少なくなって
いるのに、地方公務員はこき使われるという、つまり
「地方公務員はブラック化」
するというかなり暗い予想・・・。
さらにもっと恐ろしいことが予想されます。
公務員が足りないという現象は、
国民の「安心安全」を守るという自衛官や警察官、
消防士などにも影響を及ぼしてくるのです。
まず自衛官はつねに「定員不足」なのですね。
それに対して、女性の自衛官の積極採用を進めたり、
待遇改善などもしているようですが、
努力はするものの、なかなか自衛官の数は増えないのです。
ゆくゆくは
「60台の自衛官が、80代~90代の国民を守るために
命を懸けて戦う」というちょっと暗い未来図が・・・。
これは知らなかったのですが、
警察官の採用上限も引き上げられているのですね。
35歳くらいから警察官になるという選択肢もあると
いうことです・・・。
ただ警察官になったものの、業務量はふえるみたいですね。
住民の高齢化により「振り込め詐欺」など高齢者を
ターゲットにした犯罪は増加しているのです。
認知の高齢者が増えることにより、「徘徊」や「行方不明」
など、今までなかったお年寄りを面倒を見る仕事も
警察官の重要な仕事にもなってきているのですから。
お巡りさんも大変な時代が待ち受けているようです。
これも恐ろしいことですが、救急隊員が不足することも
予想されます。
脅かして恐縮ですが
少子高齢化は国民の安心安全にとっては
まったく良いことはなさそうです・・・。
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