ジェイソン流お金の増やし方 その4
企業経営者にとって、「ジェイソン節約術」は参考になるとは
思います。
「マネーリテラシー」
という言い方をしていました。
ジェイソン流に解説すると、
「お金とうまくつきあうための知識や判断があるか」
ということですね。
「ITリテラシー」
という言葉はよく聞くけど、確かに経営にとって
「マネーリテラシー」
は重要ですね。
これはぜひ身に着けておくべきことなのでしょう。
いろいろ考えるべきことはたくさんあると思うのですが、
一点お勧めするとしたら、
「支出を見直す第一歩は可視化すること」
これはうなずけますね。
世の経営者は、自分の会社の経費の内容を見ることすら
しない方も多いのです。
自分が率先して使っていたら当然でしょうね・・・。
経費を可視化することは、アメーバ経営を実践されていた
稲盛さんも同じ考え方ですから。
ジェイソン流は経営にも参考になると言いましたが
ただ一点だけ意見が異なるところがあります。
「良い借金と悪い借金」
彼の考えは
「悪い借金は消費者金融やリボ払いの高い金利の借金」
まあそれはそうでしょうね。
問題だと思うのは
「住宅ローンはいい借金になり得るんだ」
こう言い切っているのですね。
「住宅を変える分の現金は投資に回し、住購入費はローンを
組む。すると住宅ローンと投資分の金利は利益になるんだ」
これは米国など高金利政策の国では有効でしょうけど
日本ではちょっとありえないでしょうね・・。
ここだけは鵜呑みにしない方がよさそうです。
「住宅を買うべきかどうか」
というお話は、そもそも私が経営術のバイブルとしている
「金持ち父さん 貧乏父さん」に出ている有名な考え方が
あるのですね。
この本はもう20年も前に出版された世界的な大ベストセラー
でした。
それは
「自宅を購入することは浪費の代表格だ」
とハッキリ書いてあることです。
分かりますか?
「居住のための不動産は将来的にお金を生み出すことのない
負債と考える。」
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